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国内で初めて日本人技術者によって設計された石造の西洋式灯台 ”禄剛埼灯台”を舞台に、地域と灯台を繋ぐ「さいはての灯台マルシェ」を初開催しました!

一般社団法人 石川海洋環境研究所は石川県珠洲市の「道の駅狼煙」と連携して、2023年11月4日(土)に「さいはての灯台マルシェ」を初開催いたしました。

2023.11.16

一般社団法人 石川海洋環境研究所は石川県珠洲市の「道の駅狼煙」(株式会社のろし)と連携して、2023年11月4日(土)に「さいはての灯台マルシェ」を初開催いたしました。

このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の協力により実施したものです。

イベント名
さいはての灯台マルシェ
開催概要
今年5月5日に発生した震度6強の大地震で甚大な被害を受け、観光にも様々な影響があった奥能登。そこで、奥能登の復興を後押しするべく、地域のシンボルである禄剛埼灯台を舞台に「さいはての灯台マルシェ」を初開催。当日は奥能登の文化を伝える展示やワークショップ、そして多数のキッチンカーが揃いました。
日程
2023年11月4日(土)
開催場所
道の駅狼煙・禄剛埼灯台(石川県珠洲市)
協力団体
道の駅狼煙(株式会社のろし)

地元の皆さんと観光客でにぎわう、暖かなマルシェ日和に

11月としては暖かい「マルシェ日和」になった石川県珠洲市。珠洲市全域で開催した「奥能登国際芸術祭2023」の期間中最後の3連休ということで、会場となった能登半島最先端にある禄剛埼灯台の観光拠点・道の駅狼煙は、地元の皆さんはもちろん多くの観光客で賑わいました。

道の駅狼煙の店内では、珠洲市狼煙町や禄剛埼灯台の歴史を伝えるデジタル紙芝居「のろしやまぶしむかしのはなし」を上映。あわせて、海と灯台ウィークに向けて道の駅狼煙と連携して開発した手拭いやキーホルダー、缶バッチなどのオリジナルグッズの販売も行われました。


会場内には珠洲の植物を使った草木染等の様々な体験ブースや多数のキッチンカーなども出店し、午後には品切れしてしまったお店も。イベントを企画した道の駅狼煙の小寺美和さんは「来年にも期待したい!」と話していました。

小寺美和さんからのコメント(イベントの企画者・道の駅狼煙)

長年の夢だった道の駅狼煙でのマルシェ開催が実現してとても嬉しいです。

今回の開催に向けてオリジナルの灯台手拭いや缶バッチ、キーホルダーなどのグッズや、期間限定メニューとしてスイーツなどを開発しました。中でも、珠洲市の砂浜「大浜」周辺で栽培している、地元では”幻の大豆”とも呼んでいる「大浜大豆」を使った「豆乳ソフトクリーム」にオリジナルの「灯台クッキー」をトッピングしたスイーツは、お客様にも大好評でした。店内で上映した石川テレビの稲垣アナウンサーがナレーションのデジタル紙芝居「のろしやまぶしむかしのはなし」では、沢山の方に関心を持っていただくことができました。

午後には想定以上の観光客の皆さんが来場し、早々に完売するキッチンカーなど、大きな手ごたえがありました。今回を初回として、来年以降も”海と灯台ウィーク”期間中のレギュラーイベントとしての開催を前向きに考えています。


当日のイベントの様子はこちらでも!
【珠洲市・道の駅狼煙で「さいはての灯台マルシェ」初開催!】
一般社団法人石川海洋環境研究所公式HP https://ishikawa.uminohi.jp/report/20231106/

禄剛埼灯台とは(石川県珠洲市)

明治16年に国内で初めて日本人技術者の設計によって建造されたと言われる石造りの西洋式灯台・禄剛埼灯台は、能登半島の先端に位置し、海から昇る朝陽と沈む夕陽が絶景で、崖下に広がる「千枚敷」の美しい眺めと共に奥能登観光のシンボルとなっています。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています