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愛媛県佐田岬灯台に関わる人材育成プログラムの一環で三崎高校と連携し「高校生×灯台カフェ」ワークショップを開催しました!

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアムは、佐田岬灯台の立地する愛媛県伊方町内にある愛媛県立三崎高等学校と連携し、7月11日(木)に地元のユース世代との継続的な灯台利活用を目的とした「三崎高校生×佐田岬灯台カフェ」のワークショップを開催いたしました。

2024.07.19

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアム

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアムは、佐田岬灯台の立地する愛媛県伊方町内にある愛媛県立三崎高等学校と連携し、7月11日(木)に地元のユース世代との継続的な灯台利活用を目的とした「三崎高校生×佐田岬灯台カフェ」のワークショップを開催いたしました。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

イベント名
燈人育成プログラム「三崎高校生×佐田岬灯台カフェ」ワークショップ
開催概要
「燈人育成プログラム」の一環として、地元のユース世代との継続的な灯台利活用を目的とした「三崎高校生×佐田岬灯台カフェ」のワークショップを開催。
日程
7月11日(木)16:00~18:00
開催場所
愛媛県立三崎高等学校 調理室
参加人数
愛媛県立三崎高等学校生徒17名(課外ゼミ「Cafe to 燈人」ゼミ生、総合的な学習「カフェ班」)
協力団体
有限会社 アルテフィーチェ 戸田英清さん(講師)

超人気の野外カフェ”下灘珈琲”のオーナーから学ぶ”絶景カフェ”の心得とは?

この日、愛媛県立三崎高等学校の調理室に集まったのは、課外ゼミ「Cafe to 燈人」ゼミ生と総合的な学習の一環で「カフェ班」として活動する生徒ら、総勢17名。佐田岬灯台の新たな利活用として高校生たちが目指すのは、佐田岬半島の最奥、四国最西端での「灯台カフェ」営業です。現状、佐田岬灯台の周辺にはカフェどころか自動販売機の設置がない状況で、「灯台カフェ」営業が実現できれば半島最奥の佐田岬灯台周辺まで客足が伸び、観光客の半島全体での滞在時間が増え灯台を起点とした佐田岬半島の活性化に繋がるのでは、という考えです。活動の初回となる今回のワークショップの講師として招いたのが、”絶景カフェ”のプロフェッショナルである有限会社アルテフィーチェの戸田英清さん。戸田さんは、下灘駅や四国カルスト、しまなみ海道など、絶景地として有名な県内外の4か所で野外カフェを営むオーナーです。ワークショップの第一部では、戸田さんが”絶景カフェ”を運営する上で大切にしている6つのことを生徒たちに伝授しました。「お客様との会話を大切にすること」、「グッドビューを最大限生かすこと」など、高校生たちが「灯台カフェ」の営業を目指すために重要な心得を戸田さんから学ぶことができました。

生徒たちが考える”佐田岬灯台カフェ”のコンセプトとは?

第二部では、まず高校生が考える「佐田岬灯台カフェ」のスタイルやコンセプトを思いつくままに発表していきます。生徒からは、「瀬戸内海と宇和海、2つの海を隔てる特別な場所」、「日没後数分だけ見られるエメラルドタイム」、「20分歩くので休憩場所が必要」、「灯台のバルコニーで提供したら特別なサービスになるのでは」、といった様々なアイデアが湧いてきました。その後は、実際に珈琲を提供するカフェ班と、カフェの屋号やロゴデザインを考える販促班に分かれて活動しました。カフェ班は一杯の珈琲を美味しく提供する際のポイントを戸田さんの実演を交えながら学び、販促班は「佐田岬灯台カフェ」らしさを屋号やロゴにどのように落とし込むか考えました。時間の制約があり、この日のワークショップは約2時間で終了となりましたが、大変内容の濃い初回の活動となりました。今後は、9~10月頃に高校生によるモニター営業を経て、11月に佐田岬灯台周辺で予定されているマルシェイベントへの出店を目指しています。

佐田岬灯台とは(愛媛県西宇和郡伊方町)

 四国最西端に立つ鉄筋コンクリート造の灯台。1918年の点灯以降、100年以上に渡って豊後水道の海の安全を守ってきた。2016年に「恋する灯台」に認定。2017年3月に国登録有形文化財に登録。日没後、数分間だけ光源が緑色に発色する「エメラルドタイム」が見どころの一つ。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:17人