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高校生がカフェ営業!愛媛県佐田岬灯台に関わる人材育成プログラム「せんたん珈琲」のモニター営業を実施しました!

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアムは、佐田岬灯台の立地する愛媛県伊方町内にある愛媛県立三崎高等学校と連携し、佐田岬灯台に関わる人材育成プログラムの一環で生徒主体で準備を進めている佐田岬灯台周辺でのカフェ「せんたん珈琲」の展開に向けたモニター営業を2024年9月21日(土)の町内のイベント「イロドリフェス2024」において実施しました。

2024.10.02

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアム

佐田岬灯台利活用推進コンソーシアムは、佐田岬灯台の立地する愛媛県伊方町内にある愛媛県立三崎高等学校と連携し、佐田岬灯台に関わる人材(燈人:あかりびと)育成プログラムの一環で生徒主体で準備を進めている佐田岬灯台周辺でのカフェ「せんたん珈琲」の展開に向けたモニター営業を2024年9月21日(土)の町内のイベント「イロドリフェス2024」において実施しました。

このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

イベント名
燈人育成プログラム「三崎高校生×せんたん珈琲」のモニター営業
開催概要
「燈人育成プログラム」の一環として、地元のユース世代との継続的な灯台利活用を目的とした「三崎高校生×せんたん珈琲」のモニター営業を実施
日程
2024年9月21日(土)15:00~20:00
開催場所
ムーンビーチ井野浦キャンプ場(愛媛県西宇和郡伊方町井野浦917)
参加人数
愛媛県立三崎高等学校生徒15名(課外ゼミ「Cafe to 燈人」ゼミ生、総合的な学習「カフェ班」)
協力団体
有限会社 アルテフィーチェ 戸田英清さん(絶景カフェ講師)

生徒が考案した屋号は「せんたん珈琲」。いざデビュー!

7月に開催したワークショップで、“絶景カフェ”のプロフェッショナルである有限会社アルテフィーチェの戸田英清さんから「灯台カフェ」の営業を目指すための重要な心得を学んだ三崎高校生。カフェ班は一杯の珈琲を美味しく提供する際のポイントを戸田さんの実演を交えながら学び、販促班は佐田岬灯台でカフェを営業するための屋号やロゴを考えました。生徒たちの考案により、カフェの屋号は「せんたん珈琲」に決定。「佐田岬の先端」、「新しいチャレンジという意味での尖端」などの思いを込めました。

また、ロゴマークにはシンボリックな存在の佐田岬灯台を中心に佐田岬半島の水産物や柑橘類をあしらいました。「せんたん珈琲」オリジナルの制服や手書きメニューボードの作成など、開店の準備が整ったところでいよいよモニター営業がスタートです!

考案に至るまでの詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002743.000077920.html

準備した5つのメニューの売れ行きはいかに…!?

モニター営業を行うのは、伊方町内で行われたイベント「イロドリフェス2024」の出展ブース。地元の方々が多く集うイベントです。まずは、前回のワークショップで学んだコーヒーの淹れ方を思い出しながら戸田さんと一緒に反復練習をします。

今回提供するメニューは、ホットコーヒー、アイスコーヒー、みかんジュース、しおかぜクッキー(佐田岬半島の海水から塩を精製)、エメラルドパフェ(佐田岬灯台のエメラルドタイムをモチーフに、エメラルド色の若い桃の実を使用)の計5種類。前回のワークショップではホットコーヒーのみ淹れましたが、モニター営業ではアイスコーヒーにもチャレンジします。挽く豆や注ぐお湯の量がホットとアイスでは異なるため、量や手順を間違えないように習得していきます。一杯ずつハンドドリップで丁寧に淹れることにこだわっているため提供まで時間がかかりますが、コーヒーの香りが辺りに立ち込めて居心地の良い空間が生まれました。

この日の営業は約5時間でしたが、ホットコーヒー16杯、アイスコーヒー49杯、みかんジュース15杯、しおかぜクッキー120袋、エメラルドパフェ50杯と目標を大きく上回る販売数となりました!販売数としては大成功でしたが、注文の管理やコーヒーを提供するまでの待ち時間の過ごし方など、オペレーション面ではいくつかの課題が出ました。本番となる11月4日(月・祝)の佐田岬灯台周辺での営業までにオペレーションを改善し、「せんたん珈琲」の魅力や灯台カフェの可能性を佐田岬灯台から全国に発信していきます。

佐田岬灯台とは(愛媛県西宇和郡伊方町)

四国最西端に立つ鉄筋コンクリート造の灯台。1918年の点灯以降、100年以上に渡って豊後水道の海の安全を守ってきた。2016年に「恋する灯台」に認定。2017年3月に国登録有形文化財に登録。日没後、数分間だけ光源が緑色に発色する「エメラルドタイム」が見どころの一つ。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:15人