自動車廃材の活用でバリアフリービーチの構築と創出バリアフリービーチ車いす用スロープ竣工式典を開催しました!
ドリームやまがた里山プロジェクトは、山形県飽海郡遊佐町西浜海水浴場のバリアフリー車いす用スロープ施工を記念し、2022年7月15日(金)に竣工式典を実施しました。
2022.08.19
ドリームやまがた里山プロジェクトは、山形県飽海郡遊佐町西浜海水浴場のバリアフリー車いす用スロープ施工を記念し、2022年7月15日(金)に竣工式典を実施しました。
式典では、浜辺に車イスで降りることができるよう、2021年度の日本財団助成事業で開発・製造した古タイヤをリサイクルしたゴムマットを砂浜に設置しました。事業名にもある「自動車廃材の活用」がテーマであり、その延長線上に障がい者と健常者が共に海を楽しむ共生社会の実現、さらには本事業を通し地域の活性化という「トリプルコンセプト事業」であります。今回のスロープが、地域・地元行政の皆様から有意義に利活用され、海水浴場を介し、皆に楽しい海・浜辺が継承されていくことを願っています。
ドリームやまがた里山プロジェクトも今年はもちろん、来年からも事業を通し、一助になればと思います。このイベント等は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
奇跡的に回復した天候、無事にテープカットを行うことができました。
バリアフリー車いす用スロープ竣工式典
日程
2022年7月15日(金)
開催場所
山形県飽海郡遊佐町西浜海水浴場
参加人数
関係者58名、鳥海太鼓10名、来賓7名計75名
竣工式典
小谷代表は挨拶で「車いすのみならず、ベビーカーやご年配の方の歩行器等でも簡単に乗降通行でき、潮風を満喫できるスロープあるバリアフリービーチ西浜海水浴場を県内外に発信したい」と述べた。また、来賓の皆様から祝辞をいただき、日本財団常務理事の海野光行様からは式典に寄せていただいたメッセージが披露された。マスコミ取材も新聞社2社、テレビ民放4社、話題性の高さを示した事業であった。
テープカット
テープカット時に、(一社)再生医療福祉支援基金再生医療大使の渋谷真子氏より「潮風に乗せて~次代へ繋ぐバトン」と題し、バリアフリービーチ推進へのメッセージが披露された。渋谷真子氏はフォロワー数10万を数える「車いすユーチューバー」として全国的に活躍している。
渡り初め・アトラクション
テープカット後に渡り初めを行うと「渋谷真子氏」はマスコミ取材に対応しました。地元の鳥海太鼓の皆さんは、各セレモニー時に太鼓演奏で盛り上げてくださいました。
スロープの仕様等
既存のスロープが斜度9.8%、自力で車いす乗降可能な斜度6.7%にするための勾配調整施工工事で、距離は既存スロープのおよそ2倍の約41mとなっています。また、スロープは使用済み自動車の窓ガラス約1.6t(約200台分)を混入したコンクリートで施工。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:75人