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熊本の海の幸をさばいて、オリジナル郷土料理をつくろう『日本さばける塾 in くまもと』を開催しました!

一般社団法人 海のごちそう推進機構とくまもと海のミライは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in くまもと」を2025年1月26日、2月1日、2日、8日の計4日間 開催し、7組16名の親子が参加しました。

2025.02.21

一般社団法人 海のごちそう推進機構とくまもと海のミライは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in くまもと」を2025年1月26日、2月1日、2日、8日の計4日間 開催し、7組16名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「日本さばける塾 in くまもと」開催概要
魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げるイベントとして、以下の取り組みを実施しました。また、今回は熊本の魚を使って、熊本の郷土料理をアレンジしたオリジナルレシピ「イワシのすり身だご汁」を作り、熊本ならではの体験をしてもらいました。

<海を味わう十の技法について>
2013年にユネスコの無形文化遺産となった「和食」。その調理法として定義されるのが、「切る」「煮る」「焼く」「揚げる」「蒸す」という「和食五法」。
これに海の恵みと向き合うために培ってきた、「締める」「醸す」「干す」「燻す」「漬ける」の調理技法を加えたもの。それが「海を味わう十の技法」です。

1 講師による魚さばき・調理実演
2 参加親子が魚のさばき体験、オリジナル郷土料理作りに挑戦。親子で試食。
3 熊本の海にまつわる講義を受ける

以上を実施

日程
2025年1月26日(日) 10:00~14:00
2025年2月1日(土)   10:00~14:00
2025年2月2日(日)   10:00~14:00
2025年2月8日(土)   10:00~14:00
開催場所
HARU lab. ハルラボ(熊本市中央区坪井2丁目2-41 ニュー広町ビル 6F)
参加人数
各日程 最大2組4名、計7組16名が参加(小学生〜中学生と保護者)
講師
相藤春陽(あいとう・はるひ)料理家/食の講師/HARU lab.kitchen 代表
主催
一般社団法人くまもと海のミライ、一般社団法人海のごちそう推進機構
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
HARU lab.kitchen

初めて見る「そのままの魚」、生命をいただくということ

今年の参加者は、半分以上が男の子もしくは男性でした。魚好きで、普段からお父さんと魚釣りに行ったり、水族館を見に行くという子もいましたが、中にはさばかれていない魚を見るのは初めての体験という子も参加していました。さばかれる前の「アジ」「イワシ」を目の前で見て触って、背びれやゼイゴ(アジ類の側線の尾に近い部分にある、とげのような鱗)をしっかりと確認していました。また、「イワシ」は包丁を使わずに手でさばくため、手で頭を落とすときに血が出ておどろく様子もありました。あらためて海の恵み、生命をいただいているという実感を持ってもらえたように感じます。

朝から市場で買ってきた魚には、お腹から内臓を出すときにさらに小さな魚が入っていて、実際の食物連鎖を肌で感じた様子でした。

初めてのさばき体験で身が崩れてしまった子もいましたが、相藤先生の「すり身にするから大丈夫!」の一言で、大人も含めた全員が最後まで1人でさばききることができました。

オリジナル郷土料理「イワシのすり身だご汁」

今回のレシピは2品作りました。1品目は、熊本の郷土料理「だご汁」をアレンジしたオリジナル郷土料理「イワシのすり身だご汁」と、2品目は、他の魚に変更可能な「アジのパン粉焼き」。普段あまり魚を食べないという子もいましたが、自分でさばいた魚は別格のようでおかわりをする様子もありました。また、参加した保護者の方からは、普段家で魚をさばいた時の悩みなど、食べながら先生に質問する様子もありました。さばいたあとの内臓の処理や、調理に使った器具の臭い取りの方法など、改善点を聞き、今後の生活に取り入れたいと話していました。

海の学び①熊本の郷土料理と魚

今回のレシピは熊本の郷土料理「だご汁」にちなんだことから、海の学びは、魚に関する熊本の郷土料理について、調理講師を務めた相藤先生にお話いただきました。八代の「このしろの姿寿司」や、天草の「ぶたあえ」などを紹介したところ、天草出身の参加者からは「子どもの頃に食べていた」という話も出ました。

1回の参加人数が少数のため、参加者のみなさんも気軽に発言があり、より学びを深くできた印象でした。

海の学び②熊本県産アサリの現状、参加者目線で考える

続いて、今年度の熊本エリアのテーマにもしていた「アサリ」について、熊本県産アサリの漁獲量減少や実施されている対策についての動画を見てもらいました。子どもたちには、動画で紹介された内容をクイズ形式で応えてもらったり、感想も聞いたりして積極的に参加してもらいました。また、アサリの現状だけでなく、熊本の海の現状を知ってもらうためにさまざまなイベントが企画されていることから、「参加者目線でどんな海のイベントに参加してみたいか」をグループでディスカッションしながら考えてもらいました。1番印象に残ったのは「海の中のごみ拾いをしてみたい」という意見でした。子どもならではの自由な発想の企画案で、ぜひ今後に活かしたいと思いました。

参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

⼩学4年⽣⼥⼦
「アサリの勉強が印象にのこった」

⼩学6年⽣男⼦
「魚のさばき方、熊本の海に関する郷土料理について学べた」

⼩学4年⽣男子保護者
「このおいしい魚をずっと食べられるよう、海を大事にしたいなと思いました」

⼩学4年⽣男⼦保護者
「熊本の海や海産物について色々勉強になりました 県産食材をもっと積極的に食べようと思いました」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:16人

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