海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

パパと「サンマ」をさばいて、ふくしまの郷土料理を調理『日本さばける塾 in ふくしま』を開催しました!

一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in ふくしま」を2月22日(土)に開催しました。

2025.03.04

一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in ふくしま」を2月22日(土)に開催し、9組18名の県内小学生とお父さんが参加しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「日本さばける塾 in ふくしま」
開催概要

「魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げるイベントとして、以下の取り組みを実施しました。

<海を味わう十の技法について>
2013年にユネスコの無形文化遺産となった「和食」。その調理法として定義されるのが、「切る」「煮る」「焼く」「揚げる」「蒸す」という「和食五法」。
これに海の恵みと向き合うために培ってきた、「締める」「醸す」「干す」「燻す」「漬ける」の調理技法を加えたもの。それが「海を味わう十の技法」です。
①海を味わう学び
②郷土料理「カツオの揚げ浸し」を調理
③「サンマ」のさばき体験 & 郷土料理「サンマのポーポー焼き」を調理
④ 栄養バランスについての学び
以上を実施

日程
2025年2月22日(土)9:30~13:30
開催場所
郡山女子大学(福島県郡山市開成三丁目25番2号)
参加人数
9組18名(小学生9名)
講師
郡山女子大学短期大学部
會田 久仁子 先生 「かつおの揚げ浸し」
源川 博久 先生 「海を味わう学び」
善方 美千子 先 「サンマのさばき」「サンマのポーポー焼き」
小林 澄枝 先生 「栄養バランスについての学び」
主催
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクト、一般社団法人 海のごちそう推進機構
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
郡山女子大学短期大学部

開会式~海を味わう学び

福島県の浜通り、中通り、会津、県内全域から9組18名の小学生とパパが参加しました。最初のプログラムは「福島県の海」についての授業です。普段は「食べ物の栄養について」教えている源川博久先生が、福島の海について、クイズ形式で教えてくれました。参加者は、黒潮と親潮が交わる豊かな漁場を意味する「潮目の海」の説明や、福島県の漁獲量が変化している魚種などを教わりました。また、本日のランチセットでも使用され、近年注目を浴びている「未利用魚」のカナガシラについても説明がありました。参加した子どもとパパは、正解の番号札を上げながら、楽しく「福島の海」についてを学びました。

ふくしまの郷土料理①「カツオの揚げ浸し」を調理

次は、いよいよ調理のプログラムです。参加してくれた子どもは、用意された専用の割烹着と魚帽子に着替えて、調理を行います。カツオを7〜8ミリくらいの厚さに切って、片栗粉をまぶし、油できつね色になるまで揚げます。揚げる経験は、ほとんどの参加者が初めての体験です。講師の會田久仁子先生に、油がはねない方法を教わりながら、慎重に調理を行いました。小学生4年生の参加者からも、「揚げるのが怖かったけど、(油の)近くまで持っていく事で、安全に揚げられることを知りました」との声がありました。

サンマのさばき方に挑戦

次は、「サンマ」のさばきに挑戦です。さばき方は、講師の善方美千子先生による、さばき方の実演を見て学びます。教わった内容を元に、パパや郡山女子大学短期大学部健康栄養学科の学生に補助してもらいながら、サンマを三枚おろしにします。小学5年生の参加者からは「さばくのが難しかった。でも、何回か行う事でだいぶ出来るようになった」とさばき方を習得出来た感想がありました。

ふくしまの郷土料理②「サンマのポーポー焼き」を調理

頑張ってさばいた「サンマ」を使用し、福島の郷土料理である「サンマのポーポー焼き」を調理します。
海を味わう学びでは、名前の由来が「サンマの油で火がポーっと燃えた」ことである事を学びました。
長ネギ、たまご、調味料と共に、フードプロセッサーで、やや粗めのなめらかさにします。そして、手で丸めてハンバーグの形に整えた上で、フライパンで焼いたら完成です。参加者の中には、サンマのポーポー焼きの形をハートや魚の形でつくり、食べるのには勿体ない程の出来栄えもありました。

「常磐もの」ランチセットの完成! 栄養バランスについての学び

調理した「カツオの揚げ浸し」と「サンマのポーポー焼き」に加えて、郡山女子大学短期大学部の先生方が作ってくれた、「ほっきご飯」「カナガシラのすり身団子すまし汁」「シーフードと生わかめサラダ」「いちごのブラマンジェ」を加えて、「常磐もの」ランチセットが完成です。ランチセットは栄養バランスが考えられて作られております。ランチセットの栄養バランスについて、そして、今回の調理した内容は、どのような「海を味わう十の技法」を使用したのかについて、講師の小林澄枝先生から学びました。

パパと楽しい昼食タイム&さばけるマスターの認定

最後に、頑張って作った料理を堪能します。福島を代表する魚をふんだんに使用した、「常磐ものランチセット」を味わった参加者からは、自然と「美味しい」という声が、会場にあふれておりました。サンマをさばく技術を習得したみんなには、講師の善方美千子先生からさばけるマスターカードが配られ、さばける塾は終了しました。

ですが、なんと家に帰ってからも、学んだ内容を元に(カツオの代わりに)イワシの揚げ浸しを調理した参加者がいました。さばける塾で学んだ内容が、早速ご家庭で披露されたようです。

ふくしま郷土料理レシピ紹介

「日本さばける塾inふくしま」で調理した、「ふくしまの郷土料理」レシピをご紹介中です。
https://www.fct.co.jp/umi/sabakeru/recipe/

参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

⼩学5年⽣男子
「ごみのせいで魚が減ってることを教わりました」

⼩学3年⽣男子
「包丁をつかって、魚をさばけるようになった」

⼩学3年⽣⼥⼦保護者
「魚を捌く機会がなかったので、良い機会だった」

⼩学5年⽣男⼦保護者
「福島県の海の恵みの豊かさを知り、海を大切にしたり、地元産の魚をもっとたくさん食べたいと思いました」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:18人

Prev
April 2025
SuMoTuWeThFrSa
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
Next
May 2025
SuMoTuWeThFrSa
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031