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早朝の水揚げ見学と自分流海鮮丼づくり!7組16人の親子が参加【日本さばける塾 in しまね】を開催しました

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in しまね」を、松江市美保関町で8月20日(土)に開催しました。

2022.09.12

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in しまね」を、松江市美保関町で8月20日(土)に開催しました。体験には7組16人の親子が参加し、早朝の漁港での水揚げ見学と、海鮮丼づくりを楽しみました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく
②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる
③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
日程
2022年8月20日(土)5:00~9:30
開催場所
美保関漁港/美保関歴史・生活体験資料館(松江市美保関町美保関)
参加人数
7組16名(小学生と保護者)
講師
フードコーディネーター  西本敦子
主催
海と⽇本プロジェクト inしまね実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
松江観光協会美保関町支部

朝5時!眠い目をこすって水揚げ見学

夜明け前の美保関漁港に集合した参加者は、まずは大敷網漁から帰った漁船の水揚げを見学しました。
この日は、地元で「夏枯れ」といわれる現象で水揚量が少なく、このシーズンに大漁が期待されるアジも豆アジばかりで、刺身に出来るサイズはほとんどありませんでした。
夏枯れとは、真夏に魚があまり獲れなくなる現象。暑すぎると海水温も上がり、魚がいるはずの場所にいなくなり水揚量が減ってしまうといいます。
山陰の夏を代表する白い宝石シロイカ、肝も絶品で歯ごたえのあるカワハギなど、多種多様な魚の水揚げを期待していましたが、自然を相手にした厳しい漁業の現場を目の当たりにすることになりました。

親子でチャレンジ自分流海鮮丼づくり!

「さばける塾inしまね  漁港水揚げ見学&取れたて鮮魚で海鮮丼作り」のルールは、その日水揚げされた魚をさばいて海鮮丼を作ること!もしや刺身に出来る魚が手に入らない事態に?
しかし、最近の夏枯れを心配した地元の方が、「さばける塾が開催できないのでは?」と前日のアジを確保。おかげさまで、さばける塾は無事スタートし、1人2匹のアジをさばき、また、この日揚がったサワラやブリの子もさばくことが出来ました。
フードコーディネーターの西本敦子さんから、さばき方のレクチャーを受ける子どもたちの眼差しは、真剣そのものです。さばき方を学んだ参加者は、家族ごとのテーブルに散らばって、親子で協力しなが楽しそうに挑戦。今回は、お父さんと2人で参加した親子が多く、さばき終わった魚は薬味を使って盛り付け、思い思いの海鮮丼が完成しました。

海鮮丼で充実の朝ごはん

試食タイムには、地元婦人会メンバー特製のみそ汁も振る舞われ、自分でつくった海鮮丼を味わった子どもたちは、「美味しかったのはもちろん!またやってみたい」と感想を話してくれました。
保護者からは、「親子で協力してさばくのは楽しかった。」「今後も家族でさばくことを続けたい。」などの感想が聞かれました。

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”神様と近い港町”の街並みを見学

プログラムの最後には、漁業の神様としても知られるえびす様の総本社、美保神社や、北前船で栄えた美保関の街並みを見学。”神様と近い港町”と称される街の風情を楽しみました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:16人