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次世代の子どもに食育を伝える先生が魚と海について学ぶ『日本さばける塾 in ふくおか』を開催しました!

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in ふくおか」を10月2日(日)に開催しました。

2022.10.14

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in ふくおか」を10月2日(日)に開催しました。

今年は初の「大人のさばける塾」として、次世代の子ども達へ食や環境、文化を伝えていらっしゃる栄養教諭・家庭科教諭の皆様を対象に今回は小学校・保育園の栄養教諭の方6名が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
1.アジのデモンストレーションと魚さばき・調理実演
2.講師による「真鯛と福岡」についての講義
3.真鯛のデモンストレーションと魚さばき・調理実演
以上を実施
日程
2022年10月2日(日)10:00~14:00
開催場所
お魚ごはん&カフェと料理教室 今橋家(福岡市早良区原3丁目10-17)
参加人数
6名(次世代の子ども達へ食や環境、文化を伝える役割を担っている栄養教諭)
講師
お魚料理クリエイター 今橋幸子先生
主催
海と⽇本プロジェクト in ふくおか実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
サカナグミ

アジと真鯛をさばいて丸ごと味わう!

普段は給食などで食育をされている参加者ですが、そこでは扱わないような料理にすることで、魚の美味しさと頭からしっぽまで食べられることの大切さを学びました。
これまで自己流でさばいていた方もいて、講師の今橋先生のデモンストレーションに興味津々!
ただ、さすがは食育のプロ、みなさんきれいにアジの三枚おろし、真鯛の柵引きができました。
真鯛の柵は本格的な盛り付けで見栄えもよくなりました。

漁獲量全国1位!真鯛と福岡の関わりを学ぶ

福岡県は天然真鯛の漁獲量が全国1位。
鯛は1000年以上の漁の歴史があり、福岡の人にはなじみが深い魚です。
広い大陸棚を持ち生育環境にも恵まれている一方、禁漁期間の設定があり資源保護にも力を入れています。
そんな真鯛とつながりの深い福岡の海を考えるきっかけとして歴史的・環境的背景と、真鯛の天然・養殖の見分け方、真鯛の年齢を知る方法など、魚そのものについても講義しました。
もともと食に興味を持っている参加者なので、講義も熱量高く進みましたが、ちょうど今月、真鯛を給食に出す学校もあり、この日の講義が早速生かされるかもしれません。

参加者の声(アンケートより)

小学校勤務の教諭「魚が生きる海について、環境問題についても深く考えるきっかけになった」
特別支援学校勤務の教諭「魚の資源を守るために禁漁期間の設定があることを初めて知った」
小学校勤務の教諭「魚一尾からできる料理を学び、魚の消費が増えるように発信しようと思った」
保育園勤務の先生「美味しい魚をこれからも食べていけるように海のことを考えないといけないと思った」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:6人