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6組17名の親子が「アジ」と、「ゲタ(舌平目)」をさばいて料理!『日本さばける塾 in 岡山』を開催しました!

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 岡山」を10月9日(日)に開催し、6組17名の親子が参加しました。

2022.10.18

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 岡山」を10月9日(日)に開催し、6組17名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして基本のアジ+岡山の地魚である舌平目の魚さばき体験、②さばいた魚を使用した調理体験、③岡山の海にまつわるミニ講義を実施。
日程
2022年10月9日(日)10:00~13:30
開催場所
西日本調理製菓専門学校(岡山県岡山市北区大供3-2-18)
参加人数
6組17名(小中学生と保護者)
講師
長石誠
主催
海と⽇本プロジェクト in 岡山実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
西日本調理製菓専門学校

子どもたちがお魚さばきを体験!

岡山県内の親子6組17名が参加。講師の指導のもと、参加者たちは基本の魚のアジに加え、岡山県内で広く食べられる舌平目(ゲタ)の2種類の魚のさばき体験に挑戦。参加した子どもたちの中には、魚をさばくことが初めてだという参加者も多く、講師である長石先生やスタッフにコツを教わりながら、見よう見まねで果敢にチャレンジしていました。特に、舌平目(ゲタ)は、アジに比べ平べったい形をしているため、アジ以上に苦戦しながら、参加者は慎重に包丁を入れていました。ゆっくりと時間をかけて、親子で楽しくアジと舌平目(ゲタ)をさばいていきました。さばいた後は、手順よく調理して「アジの照り焼き」と岡山県牛窓エリアの郷土料理「舌平目(ゲタ)のかけ飯」が完成。そして、調理した二品を参加者全員で試食。海の恵みに感謝をしながら、参加者は美味しそうに箸を進めていました。

岡山の海や魚に関する学び

魚さばき体験の後は、岡山の海について学び深める学習を実施。調理に引き続き、講師の長石先生に登壇していただき、瀬戸内海の特徴や岡山の食文化、そして、海洋ごみ問題について解説していただきました。中でも料理人目線で感じている海の変化に参加者は驚いているようでした。例えば、岡山の代表的な魚の一つ「ママカリ」の漁獲量が減っていて、市場に出回る量が少なくなっていること。今まで比較的簡単に手に入っていた今回さばいた魚「舌平目(ゲタ)」も以前と比べれば市場での量が少なくなってきていることなどを教えていただきました。また、海洋ごみに関する解説では、ポイ捨てや不法投棄の現状等、深刻な海洋ごみ問題も聞きました。こうした話を家族や友達にも伝えて、みんなにごみ問題を身近に感じてもらい、地域のごみ清掃に参加するなどアクションを起こしてほしいとの思いを伝えてもらいました。今回のさばける塾を通して、魚をさばいて食べるというだけでなく、その背景にある地域の食文化や、美しい海を未来に繋いでいく大切さを学びました。

参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

⼩学4年⽣⼥⼦「おいしいお魚を食べ続けるためには、海洋ごみの問題についていろんな人に広めていきたいです。」
⼩学5年⽣男⼦「さばくのがむずかしかったけど、食べたときはおいしかった。海の魚介類などが獲れなくなっているとは、大変なことだと思った。」
⼩学6年⽣男子保護者「岡山と言えば…のママカリが少なくなっていることに驚いた。岡山の魚が少なくなってしまわないようにしていきたい。」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:17人