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おいしい!以上の学びがある!魚をさばいて海を学ぼう!『日本さばける塾 in 栃木県』を開催しました!

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取組みに「日本さばける塾 in 栃木県」を2022年10月16日(日)に開催いたしました。

2022.11.01

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取組みに「日本さばける塾 in 栃木県」を2022年10月16日(日)に開催いたしました。

さまざまな年代の県内20名を対象に、プロから魚のさばき方を教えていただき、調理し、試食しました。今回は、アジとサンマをさばきながら、海の問題を知り、海の未来を考えていただきました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく
②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる
③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
日程
2022年10月16日(日)10:00~13:30
開催場所
TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校(栃木県宇都宮市大通り4丁目1‐19)
参加人数
10組20名
講師
TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校 藤田充
主催
海と⽇本プロジェクト in 栃木県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト

栃木県のお魚さばき隊、ここに集結!

まず、藤田先生によるデモンストレーションが行われました。参加者たちは、先生の手元を直接、もしくはモニタでチェックしながら、さばき方を確認。その後、実践となりました。参加者1組につき1名のTBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校の生徒さんがサポートについていただきました。
まずはアジ、ぜいごをとり、内臓に包丁をいれ、順序よく3枚におろしました。みな、手際よく下ろしていました。普段は、アジはフライにすることが多いと言っていた参加者も 桜エビや青のりを使った衣で鮮やかな料理が出来上がりました。

サンマから海の問題を知りました。

アジの次は、サンマを調理しました。サンマは、とても身近な魚であるものの、最近は漁獲高が減ってきていて、手に入りにくい魚とも言われています。その原因は、サンマは冷たい海水を好むためであり、海水温の上昇が問題であることを知りました。
藤田先生から、海魚と川魚の違いや、「海のない栃木県では海の魚はごちそうだった。」「現在の技術発展に伴い、栃木県でも新鮮で美味しい魚が食べられるようになったが、魚が減っている。」「魚を自分でおろすことで、新鮮で安心安全な魚が食べられる。」と説明を受けました。特に、「海の魚は海水で育つから臭みが少ないが、水分をとることでより臭みが消える」という説明には 参加者から感心の溜息が洩れました。

栃木の郷土食から 海の話をききました!

栃木かたりべの会の有岡光枝さんから、郷土食と海の関係についてお話をいただきました。
栃木で食べられている郷土料理「しもつかれ」の材料にもなる「モロ」にふれ、そして季節ごとの郷土食を紹介いただきながら“かたりべ”ならではの語り口で、参加者一同話に引き込まれました。

参加児童や保護者の声

⼩学⽣⼥⼦/魚をさばくことは難しかったけど、楽しかった。
⼩学⽣男⼦/魚の内臓を見たのははじめてで、ちょっと気持ち悪かったけど、勉強になった。
⼩学⽣⼥⼦保護者/こどもが魚をさばいているのをみて、子どもの成長を感じた。
成人女性/これまで海に興味はなかったが、海を身近に感じることができた。
成人男性/魚は食べることしか興味がなかったが、魚自体に興味を持ち始めた。海洋ごみの問題も学びたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人