12名の親子が「アジ」と「イワシ」をさばいて料理!『日本さばける塾 in 大阪』を開催しました!
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 大阪」を11月12日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。
2022.11.24
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 大阪」を11月12日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①大阪湾の海の学び
②参加児童がアジ・イワシ料理作りに挑戦。親子で試食。
以上を実施
日程
2022年11月12日(土)10:30~13:00
開催場所
一心寺研修会館(大阪府大阪市天王寺区逢阪2-4-7 一心寺研修会館5階)
参加人数
6組12名(小学生と保護者)
講師
浪花魚菜の会 笹井良隆
主催
海と⽇本プロジェクト in 大阪実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
浪花魚菜の会
大阪湾ってめっちゃ豊かな海やねん!
まずは大阪湾の学びの講義を実施。大阪湾は魚庭(なにわ)の海と呼ばれ300種類以上の多様な生き物が生息しています。その理由は明石海峡、紀淡海峡からの強い潮流と淀川、大和川などの河川から流れ込む豊富な栄養分に恵まれた海だからです。子供たちは大阪湾の生物や漁業などについて学びました。また多くの生き物が生息する大阪湾ですが深刻化する環境問題により生き物の命が危機にさらされることも。大阪湾の生態系の変化、また生き物の命を脅かす海洋問題(海洋ごみ問題や赤潮など)とはどのようなものなのかを学び、これから必要なアクションを考えました。
アジとイワシをさばく!和食にも洋食にも自由自在なんです!
さばける体験では大阪湾でも多く獲れるアジとイワシをさばきました。大阪湾のマイワシは、エサとなるプランクトンが豊富なため、脂がのり、頭が小さく丸々と太って味が良いことから「⾦太郎イワシ」や「トロイワシ」と呼ばれ、東京の築地市場でも高い評価を得ているんです!地域の魚のことを学習し実際に三枚おろしや開きに挑戦。参加した親子は魚を”さばく”という行為を通し、生き物の命に触れることで、地元の海や自然の恩恵を感じました。
参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)
⼩学2年⽣⼥⼦
「魚の内臓が少し気持ち悪かったけど、プロの人に教えてもらって上手にできた」
⼩学5年⽣男⼦
「魚をさばくことなんて滅多にないから、出来てよかった!」
⼩学6年⽣⼥⼦保護者
「コロナでイベントが少なくなっていたので、このような体験はありがたい。魚料理が苦手な娘ですが、美味しく食べられるようになれば嬉しいです。いつか家でも魚をさばく機会を作ろうと思います」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:12人