10名の親子が「アジ」と「伊勢エビ」をさばいて料理! 【日本さばける塾 in とくしま】を開催
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in とくしま」を12月4日(日)に開催し、5組10名の親子が参加しました。
2022.12.20
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in とくしま」を12月4日(日)に開催し、5組10名の親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく
②その⼟地ならではの郷⼟料理や、地域の食材を使った料理をつくる
③海にまつわる講義を受ける
以上を実施。
日程
2022年12月4日(日)10:00~14:00
開催場所
専門学校徳島穴吹カレッジ(徳島県徳島市徳島町2-20)
参加人数
5組10名(小学生と保護者)
講師
大石 英雄(専門学校徳島穴吹カレッジ 調理師)
主催
海と⽇本プロジェクト in とくしま実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
専門学校徳島穴吹カレッジ
初チャレンジ!アジと伊勢エビのさばく!
今回のさばける塾は、アジの三枚おろしと伊勢エビのさばきにチェレンジです。まずは、講師の大石先生のさばき方の実演です。アジや伊勢エビや徳島の獲れる海産物のお話もあり、児童たちや保護者は興味津々で聞きながらさばき方を見ていました。
さあ、児童たちが包丁を使ってチャレンジです。児童たちは慣れない包丁を使いアジと伊勢エビに挑みます。先生のお兄さんやお姉さんの指導を受けながら真剣な目つきで孤軍奮闘していました。先生の協力もあり、なんとかさばききっていました。
さばいたアジと伊勢エビを自分たちで調理し、今回のメニュー「アジのソテーフレッシュトマトソース」「アジのつみれ汁」「伊勢エビサラダ仕立て」の完成です。自分たちでさばいて作ったメニューは格別の美味しさ。「めちゃおいしい!」「自分で作ったとは思えない」などの声が多く聞かれました。
高級食材の伊勢エビ、徳島県南部で多く獲れる!
講師の大石先生は、徳島の魚貝類についても詳しく、この日さばいたアジや伊勢エビに関するお話もありました。実は徳島県は全国でも5本の指に入る伊勢海老の漁獲量があります。しかし近年影響が出てきている温暖化で漁獲量が減少しています。ずっと美味しい徳島の魚や貝を食べられる様にしていく為に子どもたちができることを考えて欲しいと投げかけました。
参加した児童・保護者からの声
⼩学5年⽣⼥⼦
「次は、お父さんがアジフライを好きなので作ってみたい。」
⼩学6年⽣男⼦
「これからもいろんな魚をさばいてみたい。」
⼩学5年⽣⼥⼦保護者
「あまり魚が好きではない娘が魚に興味を持つ良いきっかけとなった。」
⼩学6年⽣男⼦保護者
「自宅で包丁を持たすのは不安。この様な機会は嬉しい。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:10人