大学生が小学生にさばき方を伝授!『日本さばける塾 in 愛知』を開催しました!
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 愛知」を12月17日(土)に開催し、12名の小学生と15名の大学生が参加しました。
2022.12.27
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 愛知」を12月17日(土)に開催し、12名の小学生と15名の大学生が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①11/12(土)にさばける塾に参加した大学生よる魚さばき・調理実演。
②参加した小学生が魚をさばき、「アジ」「キンメ」の煮付けに挑戦。
③海にまつわる講義を受ける。
以上を実施
日程
2022年12月17日(土)15:00~17:30
開催場所
瀬戸萩山小学校 家庭科室、教室(愛知県瀬戸市)
参加人数
12名(瀬戸萩山小学校 4~6年生 児童 12名)※内、外国籍が6名
講師
名古屋学芸大学・名古屋外国語大学 大学生15名 おさかなマイスター・神谷 友成
主催
海と⽇本プロジェクトin愛知県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
名古屋外国語大学、名古屋外国語大学、マルカミ水産
前回、さばけるマスターに認定された大学生たちがさばける塾講師に挑戦!
11月12日(土)に「日本さばける塾 in 愛知」に参加した名古屋学芸大学・名古屋外国語大学の大学生たち15名が今回さばける塾の講師として、瀬戸萩山小学校の児童に魚のさばき方を伝授しました。
今回のさばける塾を実施するにあたり、大学生たちが前回学んだ「魚をさばく事が楽しい、海って楽しい」ことを参加する小学生に伝えるため、名古屋学芸大学と名古屋外国語大学が連携し、今日のさばける塾の内容を大学生たちが自ら考え、実施しました。
講師の大学生たちはスプーンで鱗を取ったり、ハサミや子ども用包丁で簡単にさばけるように事前にさばき方のマニュアルを作成をするなど、小学生でも安心して楽しくさばけるよう工夫しました。
基本の「アジ」、愛知県蒲郡で当日水揚げされた「キンメ」を小学生たちが大学生のレクチャーを受けて、はじめて魚をさばくことに苦戦しながらも楽しくさばき調理することが出来ました。
大学生たちのオリジナル「海の学び」の講義!
おさかなマイスター・神谷 友成氏の「海の学び」を受けた大学生たちは、今回小学生向けに講義内容を分かりやすくアレンジして準備をしました。
「さかなを食べて地球を救おう」をテーマとして掲げ、海や海の生き物について小学生たちに興味を持ってもらえる様に講義を行いました。
参加した小学生は外国籍の子どもたちも多いことから、海で世界中が繋がっていることや、世界各国の様々な食文化などの紹介も行いました。
参加した小学生は「海の学び」と「魚をさばく」を体験し、講師の大学生からさばけるマスター認定証を授与されました。「魚をさばくことが楽しい」、「海って面白い」という興味が小学生の中で根付き、また魚をさばいてみたいという気持ちが繰り返されることで、魚が獲れる海を大切にしなければいけないという発想になり、豊かで健全な海を未来に引き継ぐ輪が広がっていくことを願い、また今後参加した小学生やその保護者、講師の大学生たちが海や魚についての伝道師となることに大きく期待してます。
参加した小学生・大学生・保護者の声
■参加小学生の声
「もっといろんな魚をさばいてみたい。」
「家でも魚をさばいてみたい。」
「家族に魚のさばき方を教えてあげたい。」
「今まで魚に触れなかったけど、今日さばくことができたので、次からできると思います。」
■保護者の声
「子どもにとっていい経験をさせていただきありがとうございます。」
「子どもが調理する経験が出来て良かった。」
「参加してる子どもたちが楽しそうで見てる大人も楽しむことが出来ました」
■講師役大学生の声
「魚のさばき方を知ってもらい、関心を持ってくれて嬉しかった。」
「小学生に教える事の大切さ、楽しさと伝える事の大きな意味を感じることが出来た。一緒に共同作業を行うことで楽しく魚に向き合うこと出来るいい機会になりました。」
「子どもたち一人ひとり違う興味を持っていることが新鮮だった。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:12人