「海と鉄道プロジェクト」茨城県ひたちなか市を「海と鉄道のまち」のモデルシティに認定!ひたちなか市役所で認定証贈与
“ローカル鉄道・地域づくり大学”が運営する「海と鉄道プロジェクト」は6月13日(月)、ひたちなか市役所を表敬訪問いたしました。
2022.06.30
“ローカル鉄道・地域づくり大学”が運営する「海と鉄道プロジェクト」は6月13日(月)、ひたちなか市役所を表敬訪問した。
次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”。「海と鉄道プロジェクト」はその一環として、日々、子どもたちや多くの人々に、海の恵みを人が享受するために機能してきた鉄道の存在を再認識させ、鉄道をきっかけに海に親しんでもらうための取り組みを行なっている。
開催概要
主催者挨拶、「海と鉄道のまち」認定証贈与、フォトセッション、会談・取材・質疑応答
日程
2022年6月13日(月)
開催場所
ひたちなか市役所
登壇者
ひたちなか市長 大谷明
「海と鉄道プロジェクト」代表(ローカル鉄道・地域づくり大学代表理事 兼 ひたちなか海浜鉄道代表取締役社長) 吉田千秋
ひたちなか市、「海と鉄道のまち」に認定!7/17より本格始動
江戸時代から舟運の町として知られ、かつて乗客減から廃線の危機にあったひたちなか海浜鉄道を市民・行政により再生させることに成功した茨城県ひたちなか市。今回、地域鉄道再生とまちづくりのモデルとして全国に知られるひたちなか市が「海と鉄道のまち」のモデルシティに認定され、「海と鉄道プロジェクト」代表(ローカル鉄道・地域づくり大学代表理事 兼 ひたちなか海浜鉄道代表取締役社長)の吉田千秋から、大谷明ひたちなか市長へ認定証が贈与された。
大谷明ひたちなか市長がモデルシティ認定の喜びを語る!
「海と鉄道プロジェクト」代表の吉田は、「今年で15年になる、ひたちなか海浜鉄道は、市民の皆様、そして、ひたちなか市のご協力を得ながら街づくりをしてきました。実は、ひたちなか市の皆さんの暮らしと、海や鉄道と深いつながりがあるんです」と、ひたちなか市と鉄道の結びつきの強さを改めて協調。
認定証を受け取った大谷市長は、「ひたちなか市を“海と鉄道のまち”の最初のモデルシティに認定していただきありがとうございます!」と笑顔を見せ、「ひたちなか市を表す宝物でもある海と鉄道は歴史から言っても切っても切れないような関係があるし、私自身この街で生まれ育った人間なので、子供のころから海へ鉄道に乗って遊びに行っていた記憶がある。」と、この街で生まれ育った自身も海と鉄道に慣れ親しんできたひとりであることを説明。そして、「ひたちなか市としても海を大切な資産、財産として次の世代へ残していきたいという想いがある。小さい頃に磯と触れ合う、海に触れ合うということは、私自身が子供の頃から体験してきたことなので、このプロジェクトを通じて市の子供たちにそういった体験をさせてあげられることが嬉しい」と“海と鉄道のまち”のモデルシティに選ばれた喜びを改めて語った。
「海と鉄道プロジェクト」今後の展開とは?
「海と鉄道プロジェクト」では、今後、7月17日(日)に実施する「磯遊びのはじめ」イベントを皮切りに、ひたちなか海浜鉄道や、千葉県の銚子電気鉄道など、海がもたらす恵みによって発展してきた地域の鉄道に乗りながら、地域・海・地域の鉄道について学べるイベントを順次実施。その後、全国各地で本プロジェクトを推進していくことを予定している。吉田は「日本全国へ“海と鉄道の物語”の輪を広げていきたい。」と意気込みを話し、「まずは今回訪れたひたちなか市や、次回訪問予定の千葉県銚子市での取り組みを足掛かりに、未来を担う子供たちに鉄道と海を十分楽しんでもらうことで、子供たちが海に親しみを持つきっかけを作っていく」と宣言。大谷市長も「“海と鉄道の物語”が、この、ひたちなか市からたくさん生まれていくように、今後行政としてしっかりサポートし、認定証に恥じないような街づくりをやっていきたい」と力強く語った。
ひたちなか市内の小学生を対象にした「磯遊びのはじめ」イベントは、7月17日(日)に開催予定。当日は、ひたちなか海浜鉄道の特別電車「磯遊び号」に乗車し、磯にまつわるクイズやAR体験で楽しみながら⽩亜紀層海岸を目指し、地元の人でも出会ったことのないような多くの生き物を探す体験ができる。応募方法などの詳細は今後発表予定。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:2人