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“さかなのおにいさん かわちゃん”登場!「サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!」を開催しました

神戸の海をテーマにした小学生向けのリアルなお仕事体験プログラム「こどもわーくin神戸2023」の一環として、”さかなのおにいさん かわちゃん”も登場したお仕事体験イベント「サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!」を開催しました。

2023.08.24

一般社団法人地域みらい創造センターが主催し、アクトインディ株式会社(本社:東京都港区 代表:下元敬道)が神戸市との連携事業として企画・監修する、神戸の海をテーマにした小学生向けのリアルなお仕事体験プログラム「こどもわーくin神戸2023」の一環として、”さかなのおにいさん かわちゃん”も登場したお仕事体験イベント「サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!」を開催しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環としての取り組みです。

~2023年7月31日(月)イベントレポート~
サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!
実施概要、タイトル
サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!

日時
2023年7月31日(月)12:00~18:00
参加者
小学生4名
主催
株式会社ハヤブサ
協力
海のお仕事体験プロジェクト(一般社団法人地域みらい創造センター)/いこーよ

今夏2023年7月2日(日)~8月26日(土)、神戸市内近郊&各所にて開催されている「こどもわーくin神戸2023」の一環として、2023年7月31日(月)、神戸市立垂水体育館・平磯海づり公園にて、株式会社ハヤブサ主催のお仕事体験「サビキ仕掛シェアNo.1の「ハヤブサ」でオリジナル商品を開発しよう!」を開催しました。

写真提供:WEBマガジン HEAT(株式会社ハヤブサ)

進行役:さかなのおにいさん かわちゃん

1990年大阪生まれ。こどもわーくin神戸には、昨年に続き2度目の参加。さかなたちの“オモロい”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。情報番組での水族館紹介や釣り番組ナビゲーター、ラジオDJとしてもレギュラー出演中。
(公式HP:https://sakana-bro.com

さかなのおにいさん かわちゃんから魚の生態を学ぶ

魚がたくさん釣れる仕掛を作るためには、まずは、魚のことを知らなければなりません。かわちゃんが出題する海の生き物のクイズに、子どもたちは身を乗り出して話を聞いたり、手をあげて答えたり、最初は緊張気味だった子どもたちも、徐々に積極的になっていく様子が見られました。

実際に手に取りながら仕掛の仕組みや種類を学ぶ

魚の生態について理解を深めた後は、現在ハヤブサで実際に製造されている仕掛を手に取りながら学びました。「釣り」と一言でいっても釣りたい魚によって、色々な竿やルアーがあります。ルアーごとにどんな魚が釣れるのかをクイズ形式で考えたり、サビキカゴを手に取りながら、サビキで魚が釣れる仕組みを教わりました。

疑餌針の組み合わせを考えてオリジナルのサビキ仕掛を開発する

座学で知識を増やしたあとは、いよいよオリジナル商品を開発します。今回作るのは4本針のサビキ仕掛。まずは、さばの皮でできているもの、蓄光スキンといって光るようにできているものなど、様々な種類の疑餌針の中から4本を選びます。魚の生態についての知識や、現在使用されている釣具の知識も活きてきました。

次に、疑餌針の糸を幹糸に結びつけて仕掛を作っていきます。疑餌針についた糸を、1本1本幹糸にあるビーズに通し、エイトノットでこぶを作って、固定していきます。ビーズに糸を通すのはもちろん、絡まりを防ぐため針から5cmの決まった位置に結び目を作るのが、とても大変そうでした。子どもたちと一緒に仕掛づくりに挑戦したかわちゃんも苦戦している様子です。

完成した仕掛は、最後にきちんと商品として包装します。疑餌針がきれい見えるように、規則正しく台紙に糸を巻き付け、ビニールのパッケージに入れて商品開発のお仕事完了です。ハヤブサの職人さんは一日に約100個の仕掛を作るそうですが、子どもたちは、初めの1個を作るのに30分ほどかかっていました。実際に自分たちで手を動かしてみたからこそ、釣り具の一つ一つに込められた、作り手の苦労や想いを感じることができた体験となりました。

海づり公園で自分の作ったサビキ仕掛のテストをする

休憩を挟んでから、開発した商品のテストをするため、自分たちで製作した仕掛を携えて、海釣り公園に向かいました。海辺の活動になるため、ライフジャケットの着用も忘れません。正しい着用方法もしっかりと教わり準備完了です。

釣り公園に移動してテンションが上がってきた子どもたちでしたが、かわちゃんの一声で、改めてお仕事モードに切り替えました。まずは、ハヤブサの既製品の仕掛でサビキ釣りに挑戦。釣れた魚をバケツに移し、コマセを補充し、竿を投げる。何度も繰り返していく中で、子どもたちは自分の力で一連の準備ができるようになりました。

釣りに慣れたら、いよいよ、自分で作った仕掛を開封。仕掛をセットして、魚の食いつき具合をテストしました。最初は本当に魚が釣れるのか不安そうな表情でしたが、結果は大漁!ハヤブサの既製品に負けず劣らずの立派な釣果に子どもたちは、大興奮の様子でした。そんな中でも、今日はお仕事。子どもたちは、魚が釣れた深さはどのくらいだったか、魚が実際に食いついたのは何番目のどんな種類の疑餌針だったか、など、結果の分析・考察もしっかりと行いました。

レポートの作成と発表

最後に半日のお仕事体験を終えてのレポートを作成。イベント当初は、恥ずかしがって控えめな様子の子どもたちでしたが、最後のレポートの発表の時は、皆、前にいるかわちゃんやハヤブサの先輩社員の方を向いて、目を輝かせながら、その日の釣果や当たりの良かったサビキ仕掛、その考察について発表していました。

まとめ

今回のお仕事体験は、参加した子どもたちの積極性や自立を促し、その成長につながったと同時に、狙った魚を釣るために、平磯の海で暮らす魚の生態や、海の状態や環境を考えながら、自分なりのサビキ仕掛を開発する過程を通じて、自分たちと海とをつなぐ”釣り”に親しむ人の裾野を広げていくためにはどうすればいいのか、釣り場である”海”を守っていくためにどんなことができるのか、など釣りや海について深く考えるきっかけとなるイベントになりました。

<子どもたちの声>
・たくさん釣れて嬉しかった。楽しかった。釣りをした時は、海のすごく上の方に魚が集まっていて、びっくりした。サビキ仕掛を使うのは、簡単なのに、作るのがこんなに難しいなんて、すごくびっくりした。
・同じ場所でも釣れる人と釣れない人がいて、びっくりした。今後は、いろんな釣り方で魚を釣ることにチャレンジしてみたい。
・こんな風に作っているんだ、こんなに釣れる魚が針で違うんだと感じた。今後は、ごみを釣り場で捨てないようにしたり、自然由来の釣り具で釣りをすることに挑戦したりしたい。
・自分で作った仕掛の中では、濁りストロングという種類の疑餌針で2、3匹釣れた。

<保護者の声>
・「働くという日常で目に見えない人の努力」、「命をいただいている海のこと」、「SDGsを学んでいる中で自分にできること」たくさん学ばせていただきました。…海つりの経験が少ない息子でしたが、生き物はとても好きなので、これからどっぷりはまると思います。
・思っていた以上に濃い内容で、子どもの付き添いできましたが、私もいろいろと勉強になり、とても面白かったです。人見知りで愛想も元気もない息子ですが、終わり頃にはテンションも上がっていたので、親から見ると相当楽しかったんだなと思いました。
・釣りをする上でのマナー、魚について、仕掛について、盛沢山学べたと思います。作ることも楽しめて、たくさん釣れて、子どもが心底楽しんでいるのが伝わりました。
・子ども一人ずつにしっかりスタッフさんがついていて、しっかり説明してくれたのが良かったです。

<プログラム一覧>

※内容は、一部変更になる場合がございます。最新情報は、公式サイト
https://iko-yo.net/topics/kodomowork_kobe)をご覧ください。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:4人