深海に興味のある小学生10人が“深海とともに生きる”未来のアイデアをプレゼン!深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト 研究成果発表会・プロジェクト修了式を開催しました!
一般社団法人シヅクリは、「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」の7ヶ月間の集大成として「研究成果発表会・プログラム修了式」を1月27日(土)に実施しました。
2024.02.09
一般社団法人シヅクリは、「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」の7ヶ月間の集大成として「研究成果発表会・プログラム修了式」を1月27日(土)に実施しました。深海についての学びを深めてきたキッズたち。その学んだことを“未来に活かせるアイデア”として、10人全員が素晴らしいプレゼンをしてくれました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト「研究成果発表会・プログラム修了式」
日時
2024年1月27日(土)
場所
Cafe&Restaurant Tembooo
審査員の激励を受けて研究発表会が開会!!
7ヶ月間の集大成をプレゼンする大舞台に、キッズたち、そしてそれを見守るご家族も不安な表情の中、研究発表会が開会しました。
当日、審査員として参加した日本財団 海野光行常務理事からは「数ある海と日本プロジェクトの中でも、とてもレベルの高いプロジェクトだと思います。皆さんは立派な研究者。発表を楽しみにしています。」と激励をいただきました。
昨年に続き特別審査員としてさかなクンも来場してくれ、キッズたちの表情も明るくなりました。さかなクンからキッズたちに「皆さんの発表、とってもワクワクです!ワクワクするアイデアの発表を楽しみにしています!」とエールもいただき、いよいよ発表のスタートです。
「“深海とともに生きる”未来のアイデア」素晴らしい発表に審査員もビックリ!
審査員は、海と日本プロジェクトの実行責任者である日本財団の海野光行常務理事、海洋研究のスペシャリストとして東海大学海洋学部長の齋藤寛さん、プレゼンテーションのスペシャリストとしてSBS番組制作プロデューサーの鈴木俊夫さん、そしてさかなクンの4名。審査員の見守る中、いよいよ10人のプレゼンテーションがスタート!これまでプレゼンの練習も重ねてきましたが、審査員や観客、スポットライトで照らされた講演台を前に、みんな表情が固くなっていました。しかし本番がスタートすると、それまでの緊張が嘘だったかのように、10人全員が堂々としたプレゼンテーションをしてくれました。これには審査員のみなさんもビックリ。さかなクンも「すギョいですね!」も連発していました。
大賞はヨコヅナイワシを研究した渡邉智仁さん!
10名のうち、映えある深海研究スーパーキッズ大賞に輝いたのはヨコヅナイワシに関する発表を行った渡邉智仁さん。プロジェクト応募当初から大好きだと公言していたヨコヅナイワシの生態について研究を行い、他の生物との違いや、今後ヨコヅナイワシを含む未知の生物を発見するためのアイデアなど、「ヨコヅナイワシ愛」が溢れる発表してくれました。
各賞の表彰と修了証書の授与。7ヶ月間おつかれさまでした!
見事、素晴らしい発表を終えたキッズたち。今回、「深海研究スーパーキッズ大賞」をはじめ、6名のキッズに賞が贈られました。そして、7ヶ月間にわたったプロジェクトもこれで修了。キッズたちには修了証書と記念品を授与、そしてさかなクンからは直筆のメッセージ入りのカードのプレゼントもいただきました。
7ヶ月間、本当にお疲れさまでした!
~10人の発表テーマおよび受賞者は以下のとおり~
渡邉智仁さん
「深海のトッププレデター ヨコヅナイワシの謎にせまる」 ★深海研究スーパーキッズ大賞
小川陽輝さん
「アンコウ型水中釣りドローン」 ★さかなクン賞
近藤翼さん
「物語で広がる・つながる 海洋ゴミを減らすためにできること」 ★海と日本プロジェクト賞
葛西彩音さん
「ウミクワ型ロボット!小さい中にはいろんな機能」 ★海洋研究賞
小泉明香里さん
「音の使者・シャチ!未来に活かせるロボット」 ★プレゼンテーション賞
濵道咲嬉さん
「静岡から生み出す!未来の治療法と産業」 ★特別賞
荒井笙汰さん
「深海探査ロボット 〜次世代の探査方法〜」
大村八純さん
「深海の寄生虫」
杉山瑳久哉さん
「深海ステーション 〜深海調査中各基地の提案とその仕組み〜」
宮澤環太さん
「マイクラで魅せる世界 マイクラ海中水族館へようこそ」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています