【初実施】練馬区と連携した海洋学習・体験プロジェクトがスタート第1弾は、豊かな自然環境を学ぶ『海洋学習フォトテーリング』に挑戦
一般社団法人次世代価値コンソーシアム主催の下、お出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、練馬区立の小学校向けに「海と自分たちの繋がりを実感する」をテーマにした5つの「海洋学習・体験プログラム」を企画・開発。第1弾として2024年6月5日(水)練馬区立石神井台小学校の6年生約90名を対象に、海洋学習フォトテーリングのプログラムを実施しました。
2024.06.18
一般社団法人次世代価値コンソーシアム主催の下、お出かけ情報サイト「いこーよ(https://iko-yo.net/)」を運営するアクトインディ株式会社は、練馬区立の小学校向けに「海と自分たちの繋がりを実感する」をテーマにした5つの「海洋学習・体験プログラム」を企画・開発し、2024年6月より同年12月頃までの期間中、同区内の公立小学校に通う子どもたちにプログラムを提供することとなりました。第1弾として、2024年6月5日(水)に、練馬区立石神井台小学校の6年生約90名を対象に、海洋学習フォトテーリングのプログラムを実施しました。
海洋学習フォトテーリングとは、マップを見ながらクイズに挑戦するアクティビティのことで、当日は青い海と緑の木々に囲まれた自然豊かな『大房岬自然公園』で、チームごとに協力し合いながらクイズを解き、潮の満ち引きや水の循環など、海をはじめとする自然環境について学びを深めました。
なお、本プログラムを含む「海洋学習・体験提供プロジェクト」に関わる一連の取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人がつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として実施しています。
海洋学習フォトテーリングプログラム概要
日程
2024年6月5日(水)
開催場所
千葉県南房総市 大房岬自然公園
参加者
練馬区立石神井台小学校の6年生約90名
実施内容
公園内を探索しながらクイズやミッションに挑戦
協力団体
南房総市大房岬自然の家
当日の様子
当日は、班のメンバーと協力し合いながら園内に貼りだされたクイズに挑戦し、海食崖がどのように形成されたのか、池の水はどこからきたのかなど自然環境について学びを深めました。他にも、ビーチでは房総半島に多く生息する「タカラガイ」探しを行い、波が立つ度に歓声があがるなど体験を通して海を楽しむ姿が見られました。
左)クイズに挑戦 右)拾い物ミッションに挑戦
海洋学習・体験提供プロジェクト概要
本プロジェクトは、小学校などの教育機関と連携し、子どもたちへ海洋学習・体験機会の提供を行うことで、有意義な海との接点をつくることを目的に始動した取り組みです。
日本は島国であるにも関わらず、子どもたちと海の接点が減少しています。(※日本財団による「海と日本に関する意識調査」参照)これは保護者の負担の大きさ、教育機関等におけるリスク懸念に伴う海の忌避などの社会事情に起因しており、特に都市部での改善は容易ではありません。
そこで行政・教育機関と連携して、子どもたちへの海洋学習・体験機会の提供を行うことで、海体験への心理的ハードルを下げ、通常授業や自然合宿等に際して「海洋学習・体験」実施が当たり前の選択肢に入ってくる状態を目指すとともに、その経験・ノウハウづくりにも寄与することで、継続的に子どもたちと海とのより良い接点基盤を構築していくことを目標に本プロジェクトを推進しています。
※日本財団による海と日本に関する意識調査:https://uminohi.jp/special/survey2017/
練馬区と連携した「海洋学習・体験プロジェクト」一覧
内容 |
練馬区立の小学校の5・6年生で実施する宿泊体験学習「岩井移動教室」における活動の一環として、プログラムを希望した学校に事前学習と南房総市および南房総地域での体験をセットにした「海洋学習・体験プログラム」を実施。体験がその場かぎりの「点」の経験・知識で終わらず、学校での学習との関連性や日常生活とのつながりや気づきをもたらし、子どもたちのその後の成長に寄与できるものにしたいと考え、以下のプログラムを企画しています。 |
実施期間 |
2024年6月中旬~2024年12月頃 |
実施プログラム (予定) |
1. 漁港のお仕事体験・見学 |
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2. 海洋学習フォトテーリング |
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3. 海体験 |
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4. プランクトン採集・観察 |
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5. 磯観察/ビーチコーミング/マイクロプラスチック調査 |
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:90人