内陸からごみ削減を呼びかける 山並み100キロ走破!ウルトラマラソンでプロギングチャレンジ2024
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、9月22日(日)2024北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンと連携。100キロウルトラマラソンでのプロギングチャレンジを実施する他、ボランティアとのコース周辺の清掃活動やイベント中のロゴの掲出によって海洋ごみの削減を呼びかけました。
2024.10.02
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、9月22日(日)に仙北市角館-北秋田市鷹巣間の山並みを駆ける、2024北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンと連携し、100キロウルトラマラソンでのプロギングチャレンジを実施する他、ボランティアとのコース周辺の清掃活動やイベント中のロゴの掲出によって海洋ごみの削減を呼びかけました。
運営側の人手不足を理由に一時開催が危ぶまれたものの今年も無事にレースが行われ、多くの鉄人ランナーが秋田路を駆け抜けました。地域活性の取り組みの一助として始まったこの大会も32回目を迎え、遠方は大阪や岡山から、32の都道府県の10代から80代までのランナー850人が出走。雨の中、ゴールを目指して体力の限界に挑みました。
秋の海ごみゼロウィーク期間に行われる100キロチャレンジマラソンと、あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会の連携は今年で3回目となります。
この活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の取り組みの一環で開催するものです。
山並み100キロ走破!ウルトラマラソンプロギングチャレンジ2024
日程
2024年9月22日(日)※21日(土)開会式/前夜祭
開催場所
仙北市角館-北秋田市鷹巣間 100キロ
参加人数
4000人以上(ランナー850人+ボランティア、大会スタッフ・応援者 3000人以上)
協力団体
100キロチャレンジマラソン事務局、仙北市、北秋田市、上小阿仁村、秋田放送 他
運営スタッフ、ボランティアの心温まるおもてなしがランナーを後押しするウルトラマラソン
ランナーや応援以外に、大会に関わるスタッフや地元ボランティアはおよそ2500人以上となります。この大会の魅力は、秋田の大自然を感じながら走るコースはもちろん、沿線でのたくさんの大きな声援、自衛隊や地域住民、高校生など多くの地元ボランティアのおもてなしが大会を支え盛り上げる、温かさあふれるマラソン大会であることです。大会に関わるスタッフのおもてなしは大会前からも行われています。大会2週間前と1週間前には、ランナーたちが綺麗なあきたの自然を感じ気持ちよく走れるようコース上のおもてなし清掃活動も行われています。
茂みの中へポイ捨て、投げ捨て、人目に付きにくい場所へのごみ目立つ!
100キロのプロギングにチャレンジするランナーには、山並み100キロ走破を目指す過酷なレースの為、身体の事を第一に考え、無理のない範囲でのプロギングチャレンジをお願いしました。山間といえどもコース上からは、車からポイ捨てされた、たばこの吸殻や空き缶、ペットボトル、お弁当の空き箱などのごみが道の片隅や、茂みから沢山回収されました。過酷な100キロの道のりで何度も袋を交換した鉄人ランナーもいました。
プロギングランナーの声
■今大会で3回目のプロギングチャレンジ。徐々にごみが減っている気がする。
■街中よりも人目の少ない峠などにごみが多かった。してはいけない事とわかっているんだろうけどね。
■プロギングがもっと広まっていくといいな。
■後半50キロは辛くて、ごみを拾えなくてごめんなさい。来年必ずリベンジします。
■ごみを探し、拾う事で100キロの辛さを誤魔化せて良かったよ(笑)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:4,000人