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佐伯の海・浦に存在する海洋課題を見つめ、地域を考える人材を育てる 大学生プロデューサー佐伯事前研修を行いました!

一般社団法人KIISAは、海洋課題の周知と課題解決に向けた未来のアクションにつながる機会創出として、海洋体験プログラムの構築を公募選出された5名の大学生プロデューサーとともに進めています。2024年6月1日(土)・2日(土)に研修プログラムの企画・開発に向けた、大学生プロデューサー佐伯事前研修を開催いたしました。

2024.06.21

一般社団法人KIISAは、海洋課題の周知と課題解決に向けた未来のアクションにつながる機会創出として、海洋体験プログラムの構築を公募選出された5名の大学生プロデューサーとともに進めています。去る2024年6月1日(土)・2日(土)に研修プログラムの企画・開発に向けた、大学生プロデューサー佐伯事前研修を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。


公式サイト
https://saikiuraomote.jp/
公式SNS
https://twitter.com/saiki_uraomote
https://www.instagram.com/saiki_uraomote/
https://www.facebook.com/saikiuraomote

開催概要
8月の開催を予定している「高校生向けの海洋体験プログラム」の企画開発に向け、佐伯地域で海に向き合う方達へのインタビューと体験プログラムの開催予定地である屋形島などを中心に、大学生プロデューサーと共に佐伯市内各地で2日間の事前研修を行いました。
(海洋体験プログラムの目的)
-海洋課題の周知と課題解決に向けたアクションを起こす人材を育成する。
-佐伯の海・浦に存在する海洋課題を見つめ、地域社会の未来を自分の関心事と考える(自分ごと化する)機会を創出する。
-大学生、高校生の枠を超えてつながりを喜びあい、最高の仲間になる。
日程
2024年6月1日(土)・2日(日)
開催場所
大分県佐伯市蒲江屋形島
その他、佐伯市内各所
参加人数
(大学生プロデューサー)
大分県内の大学生 4名
福岡県内の大学生 1名
今後の計画
8月18日(日)~19日(月) 高校生向け海洋体験プログラムin屋形島の実施(佐伯市蒲江)
9月28日(土)活動報告会(大学生・高校生)/ 同テーマに沿ったワールドカフェの実施
事前研修・インタビュー協力
屋形島ゲストハウス/後藤緋扇貝
株式会社やまろ渡邉
道の駅かまえ
さいきあまべ食べる商會
魚介類研究家 池田健太郎氏

屋形島ラウンドワーク

海洋体験プログラムのメインフィールドとなる佐伯市蒲江・屋形島にて大学生とともにラウンドワークを実施しました。屋形島は、蒲江港から定期運航船にて10分ほどで到着する、島民わずか12名の有人離島。その屋形島にて、緋扇貝養殖とゲストハウス運営に携わられている後藤 猛さんに島内の案内をしていただきながら、島の歴史や海の課題・変化を伝えていただきました。緋扇貝の養殖筏にも乗せていただき、黄色や紫など色鮮やかな緋扇貝養殖の現場を間近で見学、筏から見える海の様子に感動の声が上がっていました。海洋体験プログラムの対象となる高校生に対して何を感じ、参加後にどのような行動変容に繋げていけるか、そのためのプログラムはどうあるべきかと、実際の現地を見ながら議論を進めました。

佐伯で海洋課題に向き合う方々へのインタビュー

今回の海洋体験プログラムが、海洋課題の周知と課題解決に向けたアクションへと繋がっていく有意義なものとなるために、佐伯市の海の現状や取り組み、魅力や他地域との違いなどを学ぶため、5名の有識者の方々にインタビューを実施しました。生産者や水産加工事業者をはじめ、直売所運営、消費者と生産者を繋ぐ情報メディア・企画形成を行っている方、水産専門員の方など、様々な立場や視点から見る佐伯の海を大学生プロデューサーへと丁寧に伝えていただきました。多角的な話に触れる中で、なぜ海の環境が変わっているのか、私たちの食卓に並ぶ魚がどれほどの人々の関係や尽力によって成り立っているものなのか、WEB情報では中々拾い上げれない知識や温度感を深く知る機会となりました。

今後は、この事前研修をもとに高校生向け海洋体験プログラムの企画・開発が行われます。企画・開発されたプログラムは、8月18日(日)~19日(月)に佐伯市蒲江屋形島にて高校生を対象に実施する予定です。また、9月28日(土)には活動報告会として、企画・開発・運営を行った大学生プロデューサーによる報告、プログラムに参加した高校生による報告を予定しています。活動報告会では、 本プログラムに沿ったテーマのワールドカフェも同時開催予定です。

大学生プロデューサーからのコメント

・高校生だけではなく私たちも学ぶことができる機会を設けていただけて嬉しかったです。たくさんの方々に影響を受けました。そして、美味しい料理やゲストハウス、景色など佐伯の魅力を紹介してくださったおかげで二日間で佐伯が一気に好きになりました。

・今まで海に触れてこなかった分、海の魅力、課題、これからのありたい姿などたくさんのことをインプットできました!この2日間で学んだことをしっかり落とし込んでアウトプットしていきます。佐伯で出会う方々が素敵で魅力的なまちだなと思いました。

・この2日間で、佐伯の人の暖かさと自然にふれ、佐伯に住んでみたくなりました。

・今まで触れてこなかった海のこと、表面上でしか知らなかった水産業の問題、改めて学ぶことができました。美味しい多種類の魚をはじめとして魅力盛りだくさんの佐伯市に関わることができて本当に良かったです。インタビューに協力して頂いたみなさん、ありがとうございます。高校生に実際に肌で感じてもらえる最高の夏プログラムを企画していきます!

・「誰がどのように育てたものなのか?」「どのような加工や仲買人を経てお皿の上まで辿り着いたのか?」「脅威となるものはどんなものなのか?」深く考えたことがなかった。今一度、土台となる生き物に、海の問題に焦点を当てて行動したい。

・魚を捌く体験や島での生活、とにかく何をきっかけにしても今ある日常がたくさんの方の手で支えられてるという実感を得る機会をつくりたい。教科書やテレビ、SNSだけでは分からない現場を実際に見て、触れて、感じて、自分事として捉えられるよう、子どもたちの世界を広げたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:5人