〈挑め!水陸二刀流〉大村湾をスイム&ラン第3回ながよアクアスロン大会を開催しました!
一般社団法人海と日本プロジェクトinながさきは、2023年8月12日(土)に第3回ながよアクアスロン大会を開催しました。美しい大村湾を体感できるこの大会は、参加するアスリートと地域住民、スタッフ間の交流を深め、海の魅力や環境を考えるきっかけをつくっています。
2023.08.21
一般社団法人海と日本プロジェクトinながさきは、2023年8月12日(土)に第3回ながよアクアスロン大会を開催しました。豊かな大村湾を泳ぐ「スイム」と大村湾沿いを走る「ラン」の2つを掛け合わせた競技「アクアスロン」の大会です。美しい大村湾を体感できるこの大会は、参加するアスリートと地域住民、スタッフ間の交流を深め、海の魅力や環境を考えるきっかけをつくっています。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
第3回ながよアクアスロン大会
競技種目
(A)小学3・4年:スイム100m+ラン0.9km
(B)小学5・6年:スイム200m+ラン1.5km(1周回)
(C)中学生:スイム400m+ラン3km(2周回)
(D)高校生:スイム800m+ラン5km(3周回)
(E)一般:スイム800m+ラン5km(3周回)
(F)一般リレー:スイム800m+ラン5km(3周回)
日程
2023年8月12日(土)
開催場所
長与町海洋スポーツ交流館/大会本部(長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷841-5)
受付・ランフィニッシュ:長与シーサイドパーク多目的広場
スイム:長与港(西側埋立地)
ラン:周辺道路
参加人数
162名(エントリー数 204名)
主催
一般社団法人海と日本プロジェクトinながさき
共催
日本財団 海と日本プロジェクト、長与町トライアスロン協会、長崎県トライアスロン協会
後援
長与町、長与町教育委員会、長与町スポーツ教会
協力
長崎大学トライアスロン部、グローバルトライアスロンサポート
協賛
チョープロ、岩崎本舗、文明堂、安田産業汽船、池田茶園、株式会社イワナガ、リンガーハット長与店、ユートピア、保険ビルド長崎空港支店、久保酒造場、和信産業、サイクルロッジタニグチ、LaLaながよ、西そのぎ商工会、かどや産業、新産業、ムラセ自動車、リトルエンジェル、(株)スカイテック、長崎公務員専門学校、谷口ファミリークリニック、まんてん、Eimy’sskitchen
お互いがんばろうね!緊張で張り詰めるスタート前、励まし合う子どもたち。
台風6号により開催が危ぶまれたながよアクアスロン大会、朝8時前から続々と小中学生が受付に集まります。準備運動と水分補給をしっかり行い、準備万端です。
並々ならぬ緊張感が漂うスタート前、なんとか子どもたちの緊張をほぐそうとスタッフや保護者より声掛けが相次ぎました。そんな場面でも、友だちと水の中での手のかき方をおさらいしたり、「追いかけるからね」「お互いがんばろうね」「みんなで泳ぐから大丈夫!」と励まし合う子どもたちからは、たくましさを感じました。
また、ライフセーバーよりコースの説明に加え、呼吸の整え方、辛くなった時の対処方法のレクチャーがあり、明るく楽しく話す姿にその場にいる皆が元気をもらいました。ライフセーバーチームは海の中で取り囲むように待機し選手を見守りますが、常に大きな声で励まし一人一人を見て応援する振舞いは、選手の力となり心強い存在となりました。
さあ、学年ごとに時間差でスタートです。みんな頑張って!
応援の声がうれしい!保護者同士も健闘をたたえ合う。
「ながよアクアスロン大会」の大きな特徴は、スイムもランも常に選手を見ながら応援できることにある、と語るのは大会実行委員長で長与町トライアスロン協会理事長でもある山野健二氏。通常の大会ではスイムがスタートしてしまうと戻ってくるまで姿が見えないことが多くありますが、今回の大村湾コースは観客が岸壁からずっと応援できるよう、選手は港に沿って泳ぎます。スイムを終えシューズを履く間もずっと応援の声が届き、ランでは観客も一緒に移動し選手に声をかけ続けます。
「応援が本当にうれしい」「応援する側も熱い気持ちになれると再確認した」との感想があり、最後の選手がゴールするまで応援する人々で溢れました。
ゴール直前に「もう少し!がんばって!」という沿道の応援に背中を押され、ゴール後にお互いの健闘をたたえ合い、保護者同士も「よくやったね。」とねぎらい合い、選手、観客、スタッフ、関わる全ての人が一つになったようでした。
今大会には、国民体育大会トライアスロンの長崎県代表選手、競泳の代表選手も参加し、レースを引っ張りました。また、長崎県内だけでなく福岡県、熊本県、鹿児島県、佐賀県、大阪府、兵庫県からのエントリーがあり、親子3人(父・兄・妹)での参加もありました。
選手からは、「自分の泳ぎが他の人より遅いとわかった。だけど1人抜かすことができてうれしい。」「スイムもランももう少し長い距離で挑戦してみたい。」「自分が住んでいる町でアクアスロン大会が開催されてうれしい。」など様々な声が寄せられました。
参加した子ども・保護者からの声
・海をきれいにすることで気持ちよく泳げるようになるので、きれいにしたい。(小学4年生)
・泳いでから走るということがこんなにもキツイと初めて知った。完走できて良かったです。(小学5年生)
・海の環境問題について考えるきっかけができて良かった。(40代)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:162人