【期間限定】天竜浜名湖鉄道「アマモ駅」は3月31日まで! 「アマモ列車」に乗って学べる「天浜線アマモ探検ツアー」を開催しました
一般社団法人 静岡UPは、地元の皆さんに愛される天竜浜名湖鉄道に「アマモ駅」を2025年3月31日(月)までの期間限定で設置。同期間中は、公募で選ばれたヘッドマークを装着した「天浜線アマモ列車」が走行し、アマモの現状や浜名湖に起きている課題を学ぶ「天浜線アマモ探検ツアー」を5回開催しました。いま浜名湖に起きている「アマモ急減」という現象や、浜名湖の生き物たち・生態系への影響、浜名湖を守っていくための活動などを知ってもらい、浜名湖に関する関心を高めてもらうことを目的とします。
2025.03.06
一般社団法人 静岡UPは、浜名湖をぐるっとめぐって快走し、地元の皆さんに愛される天竜浜名湖鉄道(愛称=天浜線)に「アマモ駅」を2025年3月31日(月)までの期間限定で設置しています。また同期間中は、公募で695作品の中から選ばれたヘッドマークを装着した「天浜線アマモ列車」が走行していて、アマモの現状や浜名湖に起きている課題を学ぶ「天浜線アマモ探検ツアー」を5回開催しました。いま浜名湖に起きている「アマモ急減」という現象や、浜名湖の生き物たち・生態系への影響、浜名湖を守っていくための活動などを知ってもらい、浜名湖に関する関心を高めてもらうことを目的とします。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト:http://shizuoka.uminohi.jp/
アマモ駅・駅名看板
開催日程
2025年3月31日(月)まで
開催場所
知波田駅(副駅名 アマモ駅)ホーム(静岡県湖西市太田469-20)
特徴
今夏開かれた、天浜線アマモ列車のヘッドマークデザインコンテストで応募された、695の作品の中から選ばれた「優秀賞」作品5点のデザインが看板内にあしらわれており、駅利用客や鉄道ファンたちに人気の写真撮影スポットにもなっています。
「アマモ駅」とは
天竜浜名湖鉄道は、掛川駅〜新所原駅を39の駅で結ぶ鉄道です。このうち、新所原駅から数えて4駅目になる知波田駅(ちばたえき)の副駅名が、期間限定で「アマモ駅」になります。
「アマモ」とは、日本各地、浜名湖の海中に生えている海草で、タネで株を増やす増え方が陸上のイネと似ています。根っこをかじると甘い味がするので「アマい+藻」=アマモの名前がつきました。魚や貝、エビやカニなどの生き物が卵を産み、子どもを育てるのにちょうど良い場所になるため「海のゆりかご」と呼ばれます。今から11年ほど前に浜名湖のアマモが突然減り始め、豊かな浜名湖の生態系に影響を与えています。
駅を利用する皆さんに、いま浜名湖に起きている「アマモ急減」という現象や、浜名湖の生き物たち・生態系への影響、浜名湖を守っていくための活動などを知っていただき、浜名湖への関心を高めてもらうために、天竜浜名湖鉄道の協力によって実現しています。
天浜線アマモ列車ツアーを5回開催しました
天竜二俣駅を出発し、アマモ駅まで行って往復する特別貸し切り列車ツアーです。列車内には浜名湖で起きている問題に関するクイズ出題や、アマモを育てる活動などを行っている専門家がアマモや浜名湖について解説しました。また、アマモ駅で一旦下車したあとは、マイクロバスに乗ってヤマハマリーナ浜名湖に移動。桟橋から舟に乗って浜名湖に出航!アマモがかつて生い茂っていた場所や、アマモ場の復活プロジェクトが行われている海を見学しました。親子連れを中心に、鉄道ファンや地元関係者など1回のツアーで16名~24名が参加し、5回のツアーで約100名が参加して、浜名湖に起きている課題について学びました。
<天浜線アマモ列車ツアー実施済み日程>
日時 | 2024年12月15日(日)
2025年 1月18日(土)、26日(日) 2025年 2月 8日(土)、22日(土) ※全5回、全日13:00~17:00 |
会場 | 天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅~知波田駅(副駅名アマモ駅) 天竜二俣駅(静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵114-2) |
プログラム | POINT① 列車の中でアマモについて学ぼう! POINT② 船から浜名湖のアマモを見学 |
参加方法 | 申し込みは終了しています。 |
参加費 | 大人 3,000円(税込)/ 子ども(高校生まで) 1,500円(税込) |
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています