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愛媛大学の大学生を「海事都市・今治」の造船所並びに舶用機器製造事業所へご招待し、見学会を開催しました!

一般社団法人 日本中小型造船工業会と今治商工会議所は、2025年8月6日(水)、造船・舶用産業のものづくりの魅力に触れ、興味・関心を深めていただくことを目的として、愛媛大学工学部の皆さんを「海事都市・今治」に所在する造船所並びに舶用機器製造事業所にお招きし、見学会を開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2025.10.29

愛媛大学の大学生を「海事都市・今治」の造船所並びに舶用機器製造事業所へご招待し、見学会を開催しました!

イベント概要

・開催概要: 造船所及び造船舶用事業所の見学会
・日程: 令和7年8月6日(水)
・開催場所: 今治造船株式会社今治工場、BEMAC株式会社みらい工場
・参加人数: 71名(生徒69名、引率教授2名)
・協力団体: 四国造船協議会、四国運輸局

今治造船(株)今治工場の見学

当日は2グループに分かれ、午前と午後で見学先を入れ替える形で実施しました。
最初に今治造船株式会社今治工場を訪れたグループでは、同社会議室において、船がどのように造られているか説明があり、船体の流線型を構成する部分では、機械による加工が難しく、ぎょう鉄という職人技により鋼材の曲げ加工が行われ、あれだけ巨大な構造物にあっても、人の手による高度な技術により支えられていることを学びました。

次に会社の概要説明があり、その中では同社西条工場において世界最大級のコンテナ船の建造を手がけており、その全長は東京タワーを優に超える約400m、最新の技術を多く取り込まれることなどが評価され、毎年日本で建造された話題の船舶の中から最も優れた船に与えられるシップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したことも紹介されました。
座学後の工場見学では、要所で説明を受けながら岸壁に係船されている竣工前の大型船やドック内で建造中の船を間近で見て回り、その迫力は圧巻で学生の皆さんは船づくりのスケールの大きさに圧倒されているようでした。また、精密な技術が求められるプロペラの設置作業の見学においては、その緊張感が学生の皆さんにも伝わった様子で食い入るように作業を見守っていました。

現場見学終了後は、会議室に戻り同社で働く愛媛大学OBの方から自身の担当業務についての説明が行われ、最後に全体を通した質疑応答の時間を設けましたが、「気温による鋼材の伸縮が及ぼす設計段階での影響は?」「溶接作業時に使用されていた突起物の正体は?」など、専門性の高い質問が多く寄せられ、その1つ1つに担当者の方から丁寧な回答が行われました。

 

BEMAC(株)みらい工場の見学

BEMAC株式会社の工場見学では、最初に本社4F「みらいホール」において人事担当者より来年創業80周年を迎える同社の概要や柱である海洋プラント事業をはじめ産業プラント事業、EV事業等について詳細な説明がありました。
次に、担当者の説明をイヤホンで聞きながら社内を移動し、まず主要製品である配電盤・制御盤・監視盤の組立工場を見学しました。ここでは生産性向上が図られたスマートファクトリーという説明があり、生産ラインが効率的に管理されており、また、空調が効き整理整頓も行き届いた現場を見て、学生は働きやすい環境に感心している様子が見受けられました。
その後、パワーエレクトロニクス分野への進出のために新しく建設された試験棟(GIRD)に移動し、内部の様々な研究装置の説明を受け、続いて座学において、この技術を活用した次世代バッテリーマネージメントシステム等の開発について講義いただきました。
国内でもなかなか類を見ない試験棟の見学は大変貴重な機会であり、また、次世代のゼロエミッション船の開発において欠かせないパワーエレクトロニクス分野への進出は、工学部で学ぶ学生の目にも魅力的に映ったのではないかと思います。
最後の現場見学後の質疑応答では、「EV事業について、四輪自動車に興味はあるか?」など事業の今後の方向性について質問もあり、今後の就職活動をふまえ、関心の高さがうかがえました。

 

午前の見学会終了後には、各社の会議室で愛媛大学OBの社員と一緒に弁当を食べながら、先輩の経験談に耳を傾け和やかな時間を過ごしました。
学生からは、「大きな船を造るその現場の迫力に圧倒され、その凄さに感動した(今治造船)」という声や、「工場がきれいで社員の方も優しく接してくれた。実際に見学してみて以前より興味を持った(BEMAC)」という声が聞かれました。

今回、実際に造船・舶用産業の現場を見ていただき、ものづくりの魅力を大いに感じていただけたのではないかと思います。学生の受入れにご協力いただきました、今治造船株式会社様、BEMAC株式会社様、関係各所の皆様、ありがとうございました。

参加者からの声

・造船現場の風景がとても印象に残った。どこか異世界のような感じがしてとても面白かった。
また、船というものがどのようにできているのかを実際に見れたことで船の興味関心が湧いた。
・今まで知らなかった造船の技術や今、新たに取り組んでいる技術などを知れて良かった。
・普段身近にない造船について知ることができて、興味がわきました。CADに苦手意識があったが、話を聞いた感じ、就職してからの努力でがんばれそうだなおもった。
・普段、見ることができない工場内部の見学ができて、とても貴重な経験となりました。造船業界への理解が深まったと感じています。
・私も「造船」に関わることができるのではないかと思えたことが今回の見学会での一番の収穫だと思います。今までは船が身近なものに感じず、モノづくりと言っても私にできることはないのではないかと思っていたけれど、設計から製造まで今学校で学んでいる知識を使うことができると知り、私も関わることができる業界なのではないかと思え、造船業が将来の選択肢の一つになりました。
・船を間近でみて、改めて船の大きさを実感しました。実際に行くまで船の誕生に進水式という式を開いて豪華に祝うということをしらなかったため驚きました。
・実際に作業を行っている現場などは見る機会がなかったので、とても貴重な体験となりました。
・大きな船を作るその現場の迫力に圧倒され、その凄さに感動した。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人日本中小型造船工業会
URL: https://www.cajs.or.jp/
活動内容: 日本の中小型造船業の経営基盤強化、技術向上、人材育成を通じて業界の発展を支援する団体です。1959年の設立以来、研修事業や調査研究、労働安全・環境対策、国際協調の推進など多岐にわたる活動を展開し、関連産業および日本経済の発展に寄与しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:71人