FUNクリーンアップデー 〜海と日本PROJECT〜
「海ごみ削減プロジェクト」の一環として、博多湾を愛するダイバーと市民が一体となって、海中と海岸を同時にクリーンアップ。その後は博多湾でとれた魚介類を使ったカレーを食べて、地元の海の恵みや豊かさを再確認しました。
2019.11.26
世界の注目が集まる海洋環境の課題は、福岡においても例外ではありません。一般社団法人ふくおかFUNでは今期、「海ごみ削減プロジェクト」を始動し、ダイバーが博多湾にある海底ごみの引き上げと回収作業を行っています。このプロジェクトの一環として、博多湾を愛するダイバーと市民が一体となり、海中と海岸のクリーンアップを行いました。
福岡の海ごみの回収と問題の啓発を進め、市民一人ひとりが取り組むことのできる「海ごみ削減に向けた行動(生活の見直しによるリデュース意識向上等)」につなげる。
日程
2019年10月6日(日)
開催場所
福浜海岸(福岡市中央区)
参加人数
201人
主催
一般社団法人ふくおかFUN
協賛
エフコープ生活協同組合
協力
福岡市漁業協同組合伊崎支所、(一社)新宮町おもてなし協会、ラブエフエム国際放送株式会社、福岡県海洋スポーツ協会
海中と海岸をクリーンアップし、海の幸に舌鼓!
世界の「海ごみ」は、年々増え続けていると推測されています。世界的に注目が集まっている「プラスチックごみ」も2050年に魚類の総量を上回るとも言われ、国内外でSDGsを通じてさまざまな取り組みが見直されています。
こうした海洋環境の課題は、福岡においても例外ではありません。一般社団法人ふくおかFUNが行っている水中調査結果からも、河川からの生活ごみの流入等により、海底に多くのごみが堆積していることが分かっています。
そこで今期は、新規事業として「海ごみ削減プロジェクト」を始動させ、ダイバーが博多湾にある海底ごみの引き上げや回収作業を行っています。
10月6日(日)にはプロジェクトの一環として、博多湾を愛するダイバーと市民が一体となって、海中と海岸のクリーンアップを行いました。
海中・海岸同時クリーンアップの参加者には、清掃終了後、海をキレイにする海草「アマモ」の種子団子を海に投げ入れてもらいました。
そして最後は、博多湾で獲れた魚介類(ヨシエビ)をつかったシーフードスパイスカレーを提供し、参加者全員に地元の海の恵みや豊かさを感じてもらいました。
10:00 受付開始
10:30 集合・説明
10:45 海中海岸同時クリーンアップスタート
11:45 ビーチクリーン終了
アマモ種子団子投入れ
12:00 昼食
参加者の声
【子ども】
・福岡の海にどんなごみがあるのかがわかりました。
・プラスチックごみが無くなるまでに何百年もかかることがわかりました。
・いっぱいごみが落ちているのを見たので、これからはごみを捨てないようにしようと思います。
・ごみが川から海へ流れてくることを教えてもらいました。これから外にごみを捨てないようにしたいと思います。
【学生】
・小さなプラスチックでも分解に450年もかかることを知って驚きました。
・いろいろなごみを拾い、どんなごみが流されているのかがわかりました。
・思っていた以上に参加者が多く驚きました。子どもも多く、小さいうちにこのような体験をすることは大事だと感じました。
・今後、海に行く機会があれば、積極的にごみを拾っていきたいと思います。
・普段の生活の中でもごみを減らす意識を持ちたいです。
・これから海をきれいにしてくれるアマモを投入れることができ、海に貢献できた気がしました。
【大人】
・海辺をきれいにできたし、アマモの投入体験もできたうえにカレーも美味しかったです!
・予想以上にごみが多く、やりがいがありました。子どもにも良い体験になったと思います。
・今後もこういうイベントを催してください。できる限り参加したいです。
・環境問題に真摯に取り組もうと思いました。
・プラスチックごみの多さに驚きました。
・環境に対して楽しく学ぶことができました。家族で参加できて良かったです。
・子どもも喜んでいました。カレーも美味しかったです。
・海ごみ問題の記事をよく目にしていたので参加しました。親子共々、ためになりました。
・もっともっとこういう取り組みが広がりますように!
メディア掲出
【ラジオ】
LOVE FMラジオ「TOP OF THE MORNING」
【テレビ】
RKB毎日放送「RKBヘッドラインニュース」
【新聞】
西日本新聞(福岡都市圏版)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:201人