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50年の記録・標本から学ぶ淡路島の海の今 南あわじ市のアフタースクールで授業を行いました!

淡路島の未来を担う子どもたちに、私たちの身近な海と、そこに生きる小さな命のことを知ってほしい。そんな想いから、今回は榎列アフタースクールの皆さんと一緒に、シロチドリと淡路島の環境について考える特別な授業を行いました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2026.03.31

50年の記録・標本から学ぶ淡路島の海の今 南あわじ市のアフタースクールで授業を行いました!

イベント概要

・開催概要 標本から学ぶ淡路島の海の今
・日程 2026年3月12日 15時半~16時半
・開催場所 南あわじ市のアフタースクール
・参加人数 18人

クイズで発見!淡路島のシロチドリ

授業の始まりは、淡路島の海の環境とシロチドリのお話から。実はシロチドリは、淡路市と洲本市の両方で「市の鳥」に選ばれている、島にとってとても大切なシンボルです。

「チドリのつく言葉、知ってるかな?」という問いかけから始まり、生態にまつわるクイズでは子どもたちも大盛り上がり。でも、そのシンボルであるシロチドリがいま、絶滅の危機に瀕しているという現状を伝えると、みんな真剣な表情で耳を傾けてくれました。現在、島内11カ所で活動している「淡路島ちどり隊」の、卵を守るための保護柵や見守り活動についても紹介しました。

「標本」が教えてくれる、命のバトン

今回の授業のハイライトは、50年間にわたり淡路島の環境を見守り続けてきた竹田俊道さんによる、貴重な標本の数々の紹介です。

目の前に並んだのは、大きなダチョウの卵から、手のひらに隠れてしまう、とても小さなハチドリの卵、そして色鮮やかな昆虫たちの標本。子どもたちは、普段目にすることのできない「命のカタチ」を間近にして、驚きの声を上げていました。
そこで竹田さんが伝えてくれたのは、標本が持つ本当の意味でした。

「これは、むやみに命を奪っているわけではないんだよ」

「標本として残すことは、かつてここにその生き物がいたという、確かな証拠(記録)になる。それが、未来の環境を守るための大切な手がかりになるんだ」

「調査」や「記録」をすることの大切さ。それは単なる数字の記録ではなく、命がそこに存在した証を残していくことなのだというお話は、子どもたちの心に深く刻まれたようでした。

 

子どもたちと一緒に、未来の海を想う

授業の最後には、私たちちどり隊のメンバーそれぞれの想いも伝えました。

「みんなの身近なところにも海や自然があって、観察すると実はすごく面白いんだよ」

「淡路島の魅力を、もっとたくさんの人に知ってほしい」

お母さん世代のメンバーも多いちどり隊。子どもたちがもっと自然と触れ合い、外で遊ぶ姿が当たり前になるような、そんな豊かな淡路島の海を次世代につないでいきたいと改めて強く感じた一日でした。

<団体概要>

団体名称:淡路島ちどり隊
URL:https://www.awaji-chidori.com
活動内容:百人一首「淡路島かようチドリの鳴く声に…」でお馴染みのチドリ。浜辺をちょこちょこ歩く姿がなんとも可愛らしい鳥です。しかし、シロチドリはここ50年ほどでその数は3分の1にまで激減。兵庫県において、絶滅の危険性が一番高いレッドデータブックAランクに指定されています。チドリに必要な環境は、島の豊かな海浜そのもの。「淡路島ちどり隊」は、チドリの保全を通して淡路島の自然海浜全体を守ることを目指しています。


日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:18人

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