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「としょかんフェス2025」出展。ちりめんモンスター探しワークショップを開催!

2025年10月19日、淡路市立津名図書館で年1回開催されている市民向けの図書館まつり・交流イベント「としょかんフェス」が開催されました。今年のテーマは「海とともにいきる」。淡路島に住む私たちにとって、『海』は切っても切れない存在です。海に関する色々な展示や楽しいイベントが開催されました。淡路島ちどり隊は次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として、「ちりめんモンスター探し」ワークショップを開催するとともに、海に関するクイズラリーの問題を出題しました。

2025.11.26

「としょかんフェス2025」出展。ちりめんモンスター探しワークショップを開催!

 

イベント概要

・開催概要 海のクイズラリー出題&ちりめんモンスター探しワークショップ開催
・日程 2025年10月19日 10時~16時
・開催場所 淡路市津名図書館 としょかんフェス2025
・参加人数
 ちりめんモンスターワークショップ参加人数 74人
  第一部:子ども23名/大人15名 第二部:子ども21名/大人15名
 クイズラリー参加 280人
・協力団体 カフェ淡路いきものラボ

第一部 漁師さんのお話+ちりめんモンスター探し

まずはじめに、淡路島で実際にしらす漁をしている地元漁師さん、魚住幸一さんにお話を伺いました。
・ちりめん漁の方法
・使用する網の種類や仕組み
・水揚げの現場のリアルな話
・「新鮮なしらすの見分け方」など実践的な話
など、海で働く人にしか語れない内容をいろいろと教えていただき、参加者は聞き入っていました。特に実際の漁網を使ってのしらす漁の実演は参加者から「わかりやすい!」「本物を見られて嬉しい」と好評でした。
次に、ちりモン講師の濱夏樹さんがちりめんじゃこについて、ちりめんモンスターとは?実際はどうやってちりモンを選別するのか?詳しく教えてくれました。その後、ちりめんじゃこに混ざって網に入ってくる小さな海の生物を仕分ける「ちりめんモンスター探し」に挑戦しました。子どもたちは集中してたくさんのモンスターを見つけていました。
見つかったちりめんモンスター:
エビ、シャコ、アジ、カニのメガロパ幼生、カワハギ、タコ、イカ、エソ、フグ、スズメダイ、ヨウジウオ

 

第二部 ちりめんモンスター探し+レジンの標本作り

ちりモン講師の濱夏樹さんとのちりめんモンスター解説、ちりめんモンスター探しの後に、自分で見つけたちりめんモンスターをレジンで標本に加工し、自分だけの小さな海の宝物が完成しました。
見つかったちりめんモンスター:
エソ、エビ、シャコ、アジ、カニのメガロパ幼生、カワハギ、タコ、イカ、タチウオ、フグ、スズメダイ、メバル、ウオノエ

 

今後に向けて

ちりめんの中にたくさんのちりめんモンスターがいるということは、海にたくさんの命があるということ。
本プログラムを通して、参加者は海の豊かさやそこに生きる多様な命について理解を深めることができました。また、としょかんフェスでのワークショップ開催、クイズラリー出題を行ったため、多くの方に海について触れ、関心を寄せていただくことができました。今後も、海や自然をテーマにした継続的な学びを地域に届けるとともに、図書館や地域と連携ができれば良いなと考えています。

<団体概要>

団体名称:淡路島ちどり隊
URL:https://www.awaji-chidori.com
活動内容:百人一首「淡路島かようチドリの鳴く声に…」でお馴染みのチドリ。浜辺をちょこちょこ歩く姿がなんとも可愛らしい鳥です。しかし、シロチドリはここ50年ほどでその数は3分の1にまで激減。兵庫県において、絶滅の危険性が一番高いレッドデータブックAランクに指定されています。チドリに必要な環境は、島の豊かな海浜そのもの。「淡路島ちどり隊」は、チドリの保全を通して淡路島の自然海浜全体を守ることを目指しています。

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:354人