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鹿児島のサメを調べる“サメ解剖教室”〜海と日本PROJECT〜

2018.09.26

鹿児島のサメを調べる“サメ解剖教室”は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。鹿児島で捕獲されたサメを観察したり、解剖教室を実施するなど、サメについて学ぶ機会を提供しました。

地元の海の教材(鹿児島県内の定置網に混獲されたサメ)を利用して、「サメ」や「海」への興味や理解をより深める機会とすることを目的としています。

日程
8月23日(木)12:00~16:30

開催場所
かごしま水族館 1階 レクチャールーム

参加人数
中学校、高校生 合計20名(応募者40名 抽選により20名を選出)
※鹿児島市、鹿児島県内、大阪府、佐賀県、福岡県 から参加

主催
かごしま水族館

かごしま水族館でサメ解剖教室を開催
かごしま水族館に参加者は集合。20名を5班(1班4名)にわけ、1人1匹のサメと計測器具や記録用紙、解剖道具等を用意し、スケッチする(観察)、種類を調べる(同定)、大きさを測る(計測)、撮影や解剖など初歩の魚類学を、サメ先生(北海道大学名誉教授 仲谷一宏博士)から直接指導をしていただきました。

サメ解剖教室は、
1.撮影 スケッチ 2.測定 3.査定 4.解剖 の項目で行いました。

サメの撮影とスケッチ、測定で、姿かたちを記録
これから調べるサメを写真やスケッチで外部形態を記録しました。
ひとり1匹サメを選び、魚体のクリーニングした後、撮影班とスケッチ斑に分かれて作業しました。

サメの撮影方法についてレクチャーを受け撮影に取り組みました。頭を左にして、体は真横なるように整え、背びれや尾びれが水平になるようにヒレの下に詰め物をして撮影をしました。

また、サメの測定項目の図を基に各部位の測定を行いました。全長、尾叉長等と順に細かく測定を行いました。

サメの種を査定
分類学の基礎についてレクチャーを受けた後、魚類検索表を用いて各自選んだサメの種の査定を始めました。参加者は、検索表とサメの特徴を交互に確認しながら検索を行いました。

いよいよサメを解剖!
サメの内臓器官の観察のために、解剖を行いました。まずは、ハサミで腹部を切開し各臓器の位置等を確認しました。参加者は慣れない解剖の作業に戸惑いながらも、サメの体内でふ化した仔魚を発見したときは驚きの歓声が上がりました。

参加者の声
・サメのことについて全然知らなかったのでたくさん知ることができて良かったです。
・サメのきれいな写真の撮り方や解剖の仕方等今まで知らなかったことが知れて良かったです。
・解剖は初めてで中学校ではできないことができて良かったです。
・実際にサメを触ったのは初めてで良い経験になりました。
・体のつくりや種類について知ることができて良かったです。
・体内から子供ができたときは驚きました。
・サメがくさかったことがとてもびっくりでした。
・とても貴重で楽しい体験でした。
・わかりやすくて、サメがもっともっと大好きになりました。
・サメに実際に見て触れて解剖をして、初めて知ったことがたくさんありました。また、このような授業を受けてサメについてもっと知りたいです。

メディア掲出
8/23 NHKニュース(17時56分) 「中高生がサメの解剖に挑戦」

<チラシ>

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています