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未来に残そう青い海・海洋環境保全推進(海と日本2025)の一環として鹿児島市清水小学校児童に対する海洋環境教室を開催しました!

公益財団法人海上保安協会は、第十管区海上保安本部等と連携し、5月30日、鹿児島市清水小学校において、後日、海浜清掃と漂着ごみ分類調査を行う予定の児童に対し、事前教養を目的とした海洋環境保全に関する出前授業(うみがめマリンの大冒険紙芝居原画展及びトークショー)を対話形式で行いました。同授業では、海洋プラスチックごみ問題を題材にした「うみがめマリンの大冒険」紙芝居の原画を参考に、同紙芝居の作者等による同紙芝居作成の経緯などの説明により、海洋プラスチックごみ汚染の広がりや障害について紹介することができました。参加した児童からは、「海の生き物を大切にしたい。」「プラスチックごみで海洋生物の命が脅かされていることが分かった。」などの意見が多く出され、プラスチックごみの適正処理の必要性が伝わっていることが確認されました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2025.10.08

未来に残そう青い海・海洋環境保全推進(海と日本2025)の一環として鹿児島市清水小学校児童に対する海洋環境教室を開催しました!

イベント概要

・開催概要
うみがめマリンの大冒険紙芝居原画の展示
同上紙芝居の作成経緯及び海洋プラスチック汚染問題に関する説明(対話形式)
・日程
令和7年5月30日午後1時30分~午後4時00分
・開催場所
鹿児島県鹿児島市清水町8-15清水小学校
・参加人数
清水小学校4年生児童及び教職員等約100名
・対応者
公益財団法人海上保安協会神戸地方本部事務局長 大待 雄治郎(うみがめマリンの大冒険紙芝居作者)
・協力団体
鹿児島市、第十管区海上保安本部、鹿児島海上保安部

うみがめマリンの大冒険紙芝居原画の展示

5月下旬頃(5月22日神戸から発送)から清水小学校図書館に「うみがめマリンの大冒険」の原画を展示し、予め同校児童に紹介、予備知識を付与しました。
また、事前教養のための出前授業においても同原画を展示して講話の資料として活用しました。

 

うみがめマリンの大冒険紙芝居の作成経緯及び海洋プラスチック汚染問題に関する説明(対話形式)

原画の展示による予備知識の付与の後、5月30日(金)午後(5~6時間目)の事前教養に臨み、4年生95名に対し、「うみがめマリンの大冒険」物語の製作経緯を説明するとともに海洋プラスチック汚染問題について、質疑応答を含め対話形式で一緒に考える出前授業を行いました。

 

【説明の概要】
・うみがめマリンの大冒険は、実話をもとに作成したものであること。
・1990年代に兵庫県姫路市沖の播磨灘でウミガメの死骸が発見され、その体内から多くのプラスチック類が発見されたことを受け、これを海洋環境保全啓発の題材として物語を作ったこと。
・物語の構成は、前半がうみがめマリンの冒険の旅の様子、後半が、海にプラスチック汚染が広がっていることの紹介としたこと。
・昨今のマイクロプラスチック問題も加え内容をリニューアルしたこと。(神戸市の海岸で収集したマイクロプラスチックを展示して説明、マイクロプラスチックは全国の海岸に存在してることも説明)
・海洋ごみの殆どが河川から流入していることから、陸上のゴミを清掃して川に流れ込むゴミを減少させることが重要であること。

 

【その他】
この出前授業では、鹿児島市環境保全課職員による水汚染の現状等の講話、鹿児島海上保安部職員による水質検査の簡易実験及び「うみがめマリンの大冒険」の動画視聴なども行われ、海を綺麗にすることの大切さを学んでいました。

参加した子ども・保護者からの声(清水小学校Webサイトから)

・清水小学校の児童の皆さんは、事前に「うみがめマリンの大冒険」紙芝居の原画を参考に準備してくださり、「うみがめマリンの大冒険」の授業を大変楽しみにしてくれていたとのことで、紙芝居作者である講師も出前授業には熱が入り、大変有益な授業になりました。
・参加した児童の皆様からは、「海や生き物たちを大切にしたいと思いました。」「プラスチックごみで海洋生物の命が脅かされていることが分かった。」といった感想を発表してくれるなど、また少し、海洋環境保全の輪が広がりました。
・教職員の皆様からは、「海の環境を守ること、海の生き物すべてを大切に思うこと、マイクロプラスチックの問題等々、4年生なりにしっかり聞いていました。」と参加した児童の学びの状況を評価していただき、「講師の話は大変充実した内容でした。」とお褒めのコメントもいただきました。

後日行われた磯海水浴場での海浜清掃及び漂着ごみ分類調査

清水小学校での出前授業の約1週間後、令和7年6月6日午前10時から11時までの間、鹿児島市吉野町磯海水浴場において行われた海浜清掃活動に、清水小学校児童の皆さんが参加しました。事前教養により海洋ごみ問題などについて学んだ児童たちは、流れ着いたプラスチックごみなどを拾い集め、チェックリストに記載して、ごみの分類調査を行い、環境について考えながら清掃活動を行いました。清掃活動には、清水中学校の生徒さんや地元企業の皆さんなど約300人が参加しました。

<団体概要>

団体名称: 公益財団法人海上保安協会
URL: https://www.jcgf.or.jp
活動内容: 未来に残そう青い海・海洋環境保全推進(海と日本2025)事業における環境紙芝居原画展及びトークショー

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:100人