日本遺産の港と海をつなぐ海洋教育ネットワーク事業 in 福井2 〜海と日本PROJECT〜
福井県では、これまでのワークショップを振り返るとともに、他県で行われた海の学校の成果をDVDで鑑賞する授業を行いました。
2020.03.17
全国16エリアの小学校の海洋教育授業で、「海がもたらした観光資源」「海が育んだ食」「海の知恵・技術」についての学びを促します。そして、海と生きる国としての誇りと海を尊ぶ意識を醸成し、地域に向けて発信してもらいます。
全国の小学校で行われた海の学校ワークショップの内容や北前船との結びつき、歴史・伝統などを学びます。また、自分たちの住んでいる町との相違点を考えることで、海の持続可能な取り組みを共通のメッセージにして未来につなぐことがねらいです。そして、海が育んだ地域の宝を守り、未来に残していくための機運を子どもたち自身が発信していくことが目的です。
日程
2019年1月30日(木)
開催場所
福井県敦賀市
参加人数
19人(敦賀市立沓見小学校5年生)
主催
海と日本プロジェクトin福井県実行委員会
座学 at 敦賀市立沓見小学校
8月に行ったワークショップをイベントの写真を見ながら振り返り、敦賀の海・北前船についての学びを深めました。さらに冊子を使い他エリアのワークショップの内容や学びについて考え、学習しました。
講師:村田正樹先生(担任)
DVD鑑賞 at 敦賀市立沓見小学校
今年、他県で行われた海の学校の成果をDVDで鑑賞。冊子も用いて、他県の同じ小学生たちが何を学んでいったか、北前船との関係性などを知る機会になりました。また子どもたち同士で感想などを発表しあいました。
「まとめ」として、学んだこと・発見したことを発表
グループになってグループ内で敦賀と他エリアとの違い、似ている点や同じ点、そして海とのかかわり方について意見を出し合って学びました。最後に今回の振り返り授業で学んだこと、発見したことを一人ずつ発表しました。
参加者の声
・ほかの学校ではできない貴重な学習ができてとても楽しかったです。
・海や魚などの資源を大事にしなくてはと思いました。
・結びつきの強い県が多くあって驚きました。
・昆布は他のエリアでもいろんな形で根付いていることがわかりました。
・敦賀の海をいつまでも綺麗に保つため守っていきたいです。そのためには、海ごみを減らすことや、ごみを増やさないように心がけたいと思います。
配布資料
冊子「海の学校 ワークショップの成果」
メディア掲出
2020年1月30日 福井テレビ「ライブニュース」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:19人