日本遺産の港と海をつなぐ海洋教育ネットワーク事業 in 鳥取2 〜海と日本PROJECT〜
鳥取県では、ワークショップを通じて自分たちの町と海との関りについて学んできた、これまでの学習を振り返る授業を行いました。
2020.03.17
全国16エリアの小学校の海洋教育授業で、「海がもたらした観光資源」「海が育んだ食」「海の知恵・技術」についての学びを促します。そして、海と生きる国としての誇りと海を尊ぶ意識を醸成し、地域に向けて発信してもらいます。
全国の小学校で行われた授業の内容や北前船との結びつき、歴史・伝統などを学んでもらいます。また、夏に開催した「海の学校」から約1カ月の間に学んだことをアウトプットして、まとめることで新たな気づきのきっかけをつくります。
日程
2019年10月29日(火)
開催場所
鳥取市立青谷小学校
参加人数
33人(鳥取市立青谷小学校5年生)
主催
海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会
講師からのあいさつでスタート!
海の学校から約1カ月が経ち、その間にも講師の先生を招いた授業(北前船・青谷の海についての授業)を何回か行っていました。
今回は、全国でどのような授業・学びが行われていたかをビデオを通して知ることがねらいです。生徒たちは、これまでの授業で学んだことのアウトプットを行いました。
講師:松原雅彦さん(鳥取市教育委員会事務局)
海の学校の成果をDVDで鑑賞
2019年に他県で行われた海の学校の成果をDVD鑑賞で振り返りました。冊子も用いて、他県の同じ小学生たちが何を学んでいったか、北前船との関係性などを知る機会になりました。途中、講師の話も交えながら学びを深めていきました。
体験したこと・学んだことを一人ずつ発表!
今回の振り返り授業で学んだこと、発見したことを一人ずつ発表しました。生徒からは「北前船と関係のある場所がこんなにあるとは知らず、びっくりした」、「青谷町のように北前船と関係のあるお祭りがあるということを発見できた」など、青谷町と比較しながら学んでいったことが感じられました。
参加者の声
・文化(衣・食・住)・伝統(祭り)によって後世へ伝えられていることがわかりました。
・授業が16の県で行われていて、大きな北前船の模型もあるところもあり、結びつきの強い県が多くあって驚きました。
・和紙をはじめ、昆布や米、酒など、今の自分たちの暮らしの支えにもなっている文化を北前船は運んできたんだと再確認できました。
・歴史のある海(青谷の海)をいつまでも綺麗に保つため守っていきたいと思います。そのためには、海ごみを減らすことや、ごみを増やさないように心がけたいです。
<「海の学校」 冊子>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:33人