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日本遺産の港と海をつなぐ海洋教育ネットワーク事業 in 山形2 〜海と日本PROJECT〜

山形県では、カッター船に乗り北前船乗船の気分を味わうなどして、わが町と北前船の関りの学びを振り返る授業を行いました。

2020.03.11

日本遺産の港と海をつなぐ海洋教育ネットワーク事業 in 山形2 〜海と日本PROJECT〜

全国16エリアの小学校の海洋教育授業で、「海がもたらした観光資源」「海が育んだ食」「海の知恵・技術」についての学びを促します。そして、海と生きる国としての誇りと海を尊ぶ意識を醸成し、地域に向けて発信してもらいます。

日本遺産に認定された寄港地38市町の小学生が、地元の北前船が築いた港の文化・特徴・功績を学び全国で共有します。
北前船のワークショップを通じて北前船が地元にもたらした食文化や歴史を楽しみながら学びます。また、日本経済を支える「港」の役割について再確認し、北前船が培った海に関心を持つことがねらいです。

日程
2020年1月14日(火)

開催場所
山形県鶴岡市立大山小学校

参加人数
65人(生徒61人+先生4人)

協力
鶴岡市商工観光部観光物産課、鶴岡市教育委員会、加茂水産高校、加茂自治会

これまでの学びを映像で振り返る

海と日本プロジェクトの「海応援動画」やニュース番組の同録などで、これまでの学びの記憶を呼び起こしました。カッター船に乗船し海を一周したことや、伝統的に継承されてきた「泊町大黒舞」を見学した様子を映像とともに振り返った子どもたちは、自分たちの写る映像に興奮している様子でした。
これまでの学びを映像で振り返る

振り返りシートを活用して体験を文章にまとめる

振り返りシートをもとに、これまで学んだこと、当時の思い出を文章にまとめました。
カッター船に乗船した際の波の揺れが予想以上だったのか、「驚いた」「こんな波の中で大きな北前船が荷物を運んでいたのかと衝撃的だった」というような感想が多数挙がりました。
振り返りシートを活用して体験を文章にまとめる

他地域のワークショップとの比較

他の地域と自分たちのワークショップを比較し、学びの共通点や異なる点をまとめました。
中でも、富山市の岩瀬マダラが鶴岡市の泊町大黒舞に似ているという意見が多数挙げられていました。
昆布などが北前船によって全国に運ばれることで日本の食文化が発展してきたことに驚き、改めて北前船の功績を実感している様子でした。
他地域のワークショップとの比較

参加者の声
・北前船は多様なものを運んできてくれたのだと思いました。
・北前船がどのように文化をもたらしているのかがわかりました。
・北前船の文化と歴史が知れて、楽しかったです。
・プラスチックごみを減らすためにも、ペットボトルではなく水筒を使いたいです。
・昔の人々は食物を簡単には買うことができず、贅沢はおろか生活も大変だったことが理解できました。
・自分たちの予想以上に北前船はすごいものだったと実感しました。日本遺産を守りたいと思いました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:65人