海洋再生可能エネルギー+科学〜海と日本PROJECT〜
海洋再生可能エネルギー+科学は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2017.08.25
海洋再生可能エネルギー+科学は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。再生可能エネルギーや海に関わる仕事をする人からの授業を受け、新しい角度から海との接点を作りました。
再生可能エネルギーや海に関わる仕事をする人からの授業を受け、新しい角度から海との接点を作ることで、子どもたちが将来、この海を舞台に活躍することで地域振興に繋がることを目指します。
日程
平成29年7月14日(金)
開催場所
長崎県五島市(五島市立崎山小学校、崎山沖)
参加人数
124人(五島市内小学5,6年生107名・教員17名)
主催
五島市海の日実行委員会
株式会社渋谷潜水工業 代表取締役 渋谷正信先生による講義“海について学ぼう!”
潜水工事の第一人者としてご活躍される渋谷先生の講義を行いました。
前半は画像、映像を使った座学となりました。潜水士というお仕事の紹介や、五島の海の中はどうなっているのか、日本初の実用化に成功した浮体式洋上風力発電施設の周りの海はどうなっているのか、そしてそこに集まる魚たちの説明などがありました。
「海洋再生可能エネルギー+科学」体験学習(前半)
再生可能エネルギーの体験学習を前に、日本理科教育支援センター 代表 小森栄治先生による講義がありました。小森先生は、「理科は感動だ!」をモットーに子どもたちを理科好きにする活動を行っています。
その後、「電気をじょうずに使っている自動車」をテーマに手回し発電機を使用して発電・蓄電を体験し、五島市で推進している電気自動車についても学びました。
水中ロボット操作体験
崎山小学校のプールを使用し、水中ロボットROVの操作体験を行いました。
スタート地点から15m程先の水中にはダイバーが待機しており、子どもたちはROVの操作、ケーブル処理、指示誘導の各担当に分かれ、ダイバーを目指してROVを進めていきます。
ROVの映像はモニターに繋がれリアルタイムで確認できるため、無事にダイバーまで辿りつくとダイバーが手を振る様子を見ることができました。
プールには水中マイクも用意されており、ダイバーと会話する児童もいました。
「海洋再生可能エネルギー+科学」体験学習(後半)
小森先生による「海洋再生可能エネルギー+科学」体験学習の後半は、「風力発電所を作ろう」をテーマにペットボトルで羽の数や角度をうまく回るよう工夫して、風力発電模型を作り、モーターを取り付け風力発電のしくみを学びました。
その後、作った風車を“浮体式”にするため1.5リットルのペットボトルをタワーに見立てて、バラスト代わりの重りを風車が倒れないように、また沈まないように調整しながら入れて、プールに浮かべました。
見事に浮体式の状態で風車を回すことに成功した班もありました。
浮体式洋上風力発電視察
海上タクシーに分乗し、五島市崎山沖で実用化されている浮体式洋上風力発電の視察を行いました。
子どもたちは、現場海域まで風車の大きさ等の説明を受けながら移動し、到着すると風車が後ろからの風を受け少し前傾しながら回っている様子を間近で見ることが出来ました。
参加者の声
・風車のまわりには魚がいっぱいいてすごいと思いました。
・五島の海は磯焼けがすすんでいるので、もっと海草がたくさん生えてほしいと思いました。
・体験学習に参加して海のことがすごくわかりました。
・渋谷さんのお話を聞いて今はひじきが温暖化のせいでピンチだとわかりました。
・小森先生の授業で風車はこんな構造になっているんだなーとはじめてわかりました。
・浮体式洋上風車が大きくてびっくりしました。
メディア掲出
○新聞
・長崎新聞社 7/17
・毎日新聞社 7/25
○テレビ
・NHK長崎放送局 ローカルニュース 7/15(12:10~、18:45~)
・NBC長崎放送 NBCニュース 7/15(11:45~)
・KTNテレビ長崎 みんなのニュース 7/18(18:14~)
・ごとうテレビ(下記2件)
トピックス 7/26~8/2 (19:31~)
つばきチャンネル 8/16(18:00~)、/17(6:00~)、/18(22:00~)、/20(18:00~)
・NCC長崎文化放送 NCCスーパーJチャンネル長崎 7/28(18:25~)
・NIB長崎国際テレビ NNNストレイトニュース 8/1(11:40~)
○ラジオ
・NBC長崎放送 NBC50ニュース 7/15(14:50~、16:50~)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています