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海の祭から地域の『ルーツ』を探るin釜石~海と日本プロジェクト~

2018.12.05

海の祭から地域の『ルーツ』を探るin釜石は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。次世代を担う大学生に海の祭「釜石まつり」に参加してもらうことで、その趣きを体感するとともに、海への関心を高めてもらいました。

海における「祭」は、大漁祈願や海上での安全祈願のため、切っても切り離せない存在。かつては水産業で栄えた岩手県釜石市にも「釜石まつり」という海の祭があります。
次世代を担う大学生に海の祭「釜石まつり」に参加してもらうことで、地域における祭の本質的な価値を感じてもらい、海と祭の関連性や海と釜石の関連性について学んだり、漁師や祭の担い手など地元の方々との交流を通じて、海への好奇心を高めてもらうことを目的としています。

日程
説明会 兼 オリエンテ―ション:2018年9月13日、10月5日・10日・20日
祭り本番:2018年10月20日、21日

開催場所
【説明会 兼 オリエンテーション】
09月13日:大正大学(東京都豊島区)
10月05日:聖学院大学(埼玉県上尾市)
10月10日:岩手大学(岩手県盛岡市)
10月20日:岩手県釜石市
【祭り本番】
10月20、21日:岩手県釜石市

参加人数
【説明会 兼 オリエンテーション】
9月13日:48名、10月5日:18名、10月10日:5名、10月20日:11名
【祭り本番】
10月20、21日:18名

主催
一般社団法人マツリズム

説明会 兼 オリエンテーション
・2018年09月13日:大正大学(東京都豊島区)、48名
・2018年10月05日:聖学院大学(埼玉県上尾市)、18名
・2018年10月10日:岩手大学(岩手県盛岡市)、5名
・2018年10月20日:岩手県釜石市、11名

「鉄と魚とラグビーの町」と言われる釜石。かつては海の恩恵を預かり、多くの漁師が海で稼ぎ、生活をしていました。しかし、年々漁師は減り、海とのつながりが薄れてきています。その結果、海の祭である「釜石まつり」の担い手も減少し、今後の祭の継承について課題を抱えています。
説明会 兼 オリエンテーションでは、釜石と海の関連性や釜石まつりと海の関連性を学び、祭り当日のプログラムに備えました。

釜石まつりを体験!
「海の祭から地域の『ルーツ』を探るin釜石」
10月20日、21日 岩手県釜石市 18名

岩手県内外の学生が参加し、「鉄と魚とラグビーの街」と言われる釜石のルーツを学び、祭り体験や地域交流を通して、地域活性について考えました。

海の祭「釜石まつり」の見どころとされる曳舟まつりでは、尾崎神社の御霊が入った神輿を乗せた舟が祭を祝う複数の舟とともに釜石湾を周遊して釜石港へ辿りつきます。いくつもの船旗が風でたなびき、祭囃子や虎舞が祭を賑やかす光景は、赴きを感じさせます。プログラム1日目は、その曳舟まつりを祭の舟に乗って実際に参加する人、漁船に乗って海上から観覧する人、港から観覧する人に分かれて味わいました。
一部の参加者は牡蠣養殖場を見学し、水産業の現場を観て学びました。また、牡蠣漁師さんとの懇親会では、普段漁師さんと接点のない学生たちが積極的に話を聞いていました。規格外のため売り物にはならない牡蠣を蒸しておいしくいただきました。
夜は漁師さんが営み、海が目の前に見える民宿に宿泊し、交流会では海の幸を頂きながら、地域の人との交流を深めました。

プログラム2日目は1日釜石まつりの神輿担ぎと行列参加に関わりました。地域の人々に混じり、重い神輿を歯を食いしばって汗ばみながら担ぎました。地元の人が街頭に出て神輿に対して手を合わせる光景からは厳かさを感じ、また、若者たちが虎舞や獅子踊りや祭囃子で祭を賑わす光景からは釜石を活気づけるパワーを感じました。
最後にこのプログラムを振り返り、「釜石まつりの魅力」と「より良い地域コミュニティのために必要なこと」について話し合いました。「釜石の人々は水産業で栄えて海の恵みへの感謝を感じている一方で、震災で津波を経験し海の怖さを経験しているだからこそ、海に対しての畏敬の念があるのでは」という発言があったように、海の祭への参加や漁師さんなど海と共に生きる釜石の人々との交流を通じて、海について考える機会となりました。

参加者の声
・より身近にお祭り(文化)に触れて、港町の素晴らしさを海と直結して感じることができました。
・今回漁師さんと話して、他の漁師さんとも話してみたいと思いました。
・釜石の一体感や神様に対する共通意識、祭りの複雑さなどを深く知ることができました。
・地域で祭りが大切にされていることを体感できて良かったです。
・同じ県に住む若者として、これからも継続的に訪れていきたいと思いました。
・地域コミュニティの活性化の方法に祭りの選択肢が加わりました。
・釜石の中学生や小学生と会話して、祭りのイロハを教えてもらえて良かったです。
・地域にとってのお祭りの意義や役割、地域の特性や経緯を考えるきっかけになりました。
・「祭」の存在感を感じました。祭が元気や活力を生み、この祭の担い手も観る人も活力を受け取っているのだなと思いました。

配布資料
・ チラシ
・ しおり
・ 海と日本プロジェクトのリーフレット

メディア掲出
IBC岩手放送
岩手日報
復興釜石新聞
Nippon taberu times(http://taberutimes.com/posts/31285

<参加者募集チラシ>

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています