海洋アカデミーin伊香保町・逗子市〜 海と日本PROJECT〜
海洋アカデミーin伊香保町・逗子市は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2018.02.09
海洋アカデミーin伊香保町・逗子市は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。海の楽しみを広く伝えるため、海のない群馬県伊香保町の子どもたちに向けて、シーカヤックなどのマリンスポーツの体験会や、海洋冒険家の白石康次郎氏の講演会などを実施しました。
海での授業を通じて海に興味を持ってもらい、きれいな日本の海を保全し、後世にまで引き継いでいくこと、また、海での遊び方を学び、マリンスポーツを体験することで、仲間との連帯感や協調性を身に着けていくことを目的としています。また今回は、海のない群馬県伊香保町の子どもたちにも海に親しんでもらうことを目的としています。
日程
2017年7月24日(月)
開催場所
シーボニアマリーナ
参加人数
39人
主催
一般社団法人 日本海洋アカデミー
小網代の干潟観察
海なし県である群馬県伊香保町の子どもたちにも海の楽しさが理解できるように、小網代の干潟での生物観察を行いました。小網代野外活動調整会議のガイドを依頼し、小網代の自然の説明や干潟の生物の説明を聞きました。伊香保町の子どもたちは、普段触れることのない生きものに興味津々でした。
マリンスポーツ体験
アクセスディンギー体験とシーカヤック体験を行いました。
アクセスディンギー体験では、2名1組でペアを作り、アクセスディンギーに乗船。子どもたち自身で操船しました。
風を感じ、風を読みながら自らセイルを操り、船を進めることによって、自主性を養ったり達成感を味わうことができるプログラムを実施しました。ブイを設置し、各班ごとにレースも行いました。
シーカヤック体験では、2名のペアで息を合わせてパドルを動かしカヤックを進めます。二人の息が合わないとなかなかうまく進むことができない乗り物です。仲間との協調性を学ぶことが出来るマリンスポーツのアクテティビティとなりました。
小網代湾クルージング
穏やかな小網代湾をボートに乗りクルージング。
奇跡の自然と呼ばれている小網代の森、干潟、海を見ながら、環境を学ぶことが出来るプログラムです。
小網代の自然の魅力を感じてもらい、環境の保全のために海や森を守りたいという気持ちを養うことが出来るプログラムです。
海洋冒険家 白石康次郎氏講演会
一般社団法人日本海洋アカデミー理事である、白石康次郎氏による子どもたちへの講演会を実施しました。海の楽しさや厳しさ、自身の世界一周のヨットレースでの経験を踏まえたエピソード等を子どもたちに話しました。挑戦することの大切さ、好きなことを見つけ、好きなことをしていくためにはどうすればよいかを熱く語り、子どもたちも真剣に話を聞いていました。
参加者の声
・海のない県ではなかなか体験できないことが体験できました。
・海のスポーツをもっとやってみたいと思いました。
・逗子市には、こんなに穏やかな海が近くにあることを初めて知りました。
・自分の力でこぐことが出来るカヤックが楽しかったです。
・もっと多くの伊香保の子どもたちに、このような海洋プログラムを体験させてあげたいと思いました。
・伊香保町と逗子市の子どもでペアを組み、体験してもらったため、交流の目的が達成できたと思います。
・白石さんの話の中で、夢をあきらめないこと、好きなことをやり続けることの大切さを知りました。
・白石さんみたいに自分の好きになれることを見つけたいです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています