「理科の修学旅行」事前説明会@松戸・流山 ~海と日本PROJECT~
自然の中で学ぶ体験学習「理科の修学旅行」への参加を検討する親子を対象にした事前体験説明会を実施。子どもたちへのワークショップも開催し、参加者同士で交流を図りながら、現地での探求学習に向けた事前準備を行いました。
2019.06.26
自然の中で「なぜ」を探し解決する、体験学習「理科の修学旅行」への参加を考える親子へ向けた事前説明会を開催しました。子どもたちには事前学習となるワークショップ、保護者には質疑応答も行いました。
理科の原点は「なぜ」を探し考えること。その「なぜ」を自然の中で探し解決する「理科の修学旅行」への参加を検討してもらうため、親子に向けて事前説明会を実施しました。
・現地で注目すべきポイントを紹介し学習効果を高める
・実験・観察の作業に慣れておく
・現地の様子を写真で紹介し、調べもののイメージづくりやモチベーションの向上を図る
・運営体制や安全管理、持ち物など保護者の疑問を解消する
・同行スタッフや参加者同士の交流を図り、打ち解けた関係性を築いて活動に注力できる環境を整える
・興味・関心領域を探すワークショップで考えを作文にまとめ、現地での探求学習や事前準備への一助とする
日程
2019年6月2日(日) ① 10:00~12:00 ② 15:00~17:00
開催場所
① 松戸市民交流会館 ② 南流山センター
参加人数
① 参加者 16人+保護者 18人+付添 6人=計 40人
② 参加者 13人+保護者 14人+付添 1人=計 29人
主催
柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
共催
(②について) 流山サイエンスエデュケーションラボ(NSEL)
協力
Co-Lab. 、てらこやちば
イベントの概要を紹介
はじめに主催団体、イベントの趣旨や理念、過去の実績などをご紹介しました。そして今年予定している学習内容と実施場所、宿泊施設の様子や持ち物など、写真を見せながら案内し、同行スタッフもご紹介しました。
顕微鏡観察を予習
子どもたちは、ウニ(タコノマクラとムラサキウニ)の未受精卵・精子を用いた発生実験と、受精卵の顕微鏡観察を行いました(※お茶の水女子大学 湾岸生物教育研究センターの海洋教材提供プログラムよりご提供)。
子ども2~3名のグループに1名のスタッフがつき、顕微鏡の使い方や観察のポイントなどもレクチャーしました。子ども同士、初対面でもコミュニケーションをとりながら協力して観察を行う様子が見られました。
また子どもたちの観察時間中に、保護者に注意事項のアナウンスと質疑応答を行い、参加者選抜方法を中心に活発な質問が寄せられました
自分の興味関心を探るワークショップを開催
ウニの受精観察後には、今夏の訪問先の様子をご紹介。写真を参考に、各自が修学旅行中に行ないたい探求学習と、自身の興味・関心領域を探すワークショップを実施。最終的には考えを作文にまとめてもらいました。
参加者の声
(小学生)
・ ウニの実験が面白かったです
・ 自由研究のために何を持って行くか考えてちゃんと準備したい
(保護者)
・学校ではカバーできない部分を体験しながら学べそう。
・スタッフの方の説明が丁寧でわかりやすく、とても良かったです。ますます参加させたくなりました。
・事前説明会だけでも、価値のある経験ができたと思います。
・お友達にもすすめたいと思いました。
・疑問に思っていたことが解決しました。どのような方が参加されるのかもわかり、安心して申し込もうと思いました。
・この修学旅行の回数を増やしてほしいです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています