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南城・海ノ民話のまちプロジェクト フィールドワーク&アニメ上映会 〜海と日本PROJECT〜

地域に伝わる民話に登場する浜辺の見学や乗船体験などのフィールドワークを通して、当時の人々が対応した出来事を疑似体験しました。また、アニメ上映会を通して、地域の大切な民話を視覚化することにより、海と生きる民としての実感を考えます。

2020.03.24

南城・海ノ民話のまちプロジェクト フィールドワーク&アニメ上映会 〜海と日本PROJECT〜

「海ノ民話のまちプロジェクト」は、海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子どもたちに伝え語り継ぐプロジェクトです。
南城市は、2019年度に選ばれた全国5つの地域の一つです。今回は、フィールドワークやアニメの上映会を行いました。

フィールドワークやアニメ上映会を通して、先人が漂流した外国人に対して施した優しさに触れます。また、海に囲まれた環境に暮らす先人を敬う気持ちを実感し、海と生きる民としての実感を考えてもらうきっかけとします。

日程
2020年2月1日(土)14:00~15:45

開催場所
南城市奥武島

参加人数
フィールドワーク50人、アニメ上映会120人

主催
南城・海ノ民話のまち実行委員会

共催
南城市

協力
奥武公民館、沖縄伝承話資料センター

乗船体験で歴史を体感

難破した船がみしらぎに漂着した歴史を体感するため乗船体験をし、子どもたちは海から見た島の全景を珍しそうに眺めていました。続いて、ハーリー船を陸にあげてオールを漕ぐ「アギバーリー」も体験し、オールの重さや船の狭さに驚いていました。海に囲まれた沖縄で、困った人を助ける先人たちの思いやりの心と、感謝を忘れず観音堂を送り届けた異国の方々への畏敬の念を学びました。
乗船体験で歴史を体感

沖縄の民話に触れて海の大切さを考える

沖縄伝承話資料センターの語り手さんに奥武島の歴史に深くつながる観音堂にまつわるストーリーの語りをはじめ、沖縄に伝わる海の民話3話を話していただきました。
参加した子どもたちは集中して聞き入っている様子でした。続いて、完成した「奥武観音堂由来」のアニメを鑑賞し、もともとご両親や兄弟から聞いたりしたことがあるストーリーで知っている参加者は多かったものの、アニメになることでより深く理解できたという感想が多く聞かれました。「また見たい!」や「他のアニメもないの?」など、海の民話に興味を持った参加者も多く、海の民話ホームページの紹介なども行い、海の大切さを考えるきっかけとなるイベントとなりました。
沖縄の民話に触れて海の大切さを考える

参加者の声
・アニメーションでわかりやすく、海と人との関わりは大事だと思いました。
・人助けはいつの時代も変わらず、祖先が残したいいことを継承していきたいと感じました。
・船に乗れて楽しかったです。
・今までにない方法で島の文化が発信出来て良かったと思います。

メディア掲出
【テレビ】
2月14日(金)10:35-11:20 琉球放送「金曜日のゆうわく」
3月28日(土)15:30-17:00予定 琉球放送「おきなわ海ノ民話」
【新聞】
2月06日(木)沖縄タイムス
【ウェブサイト】
沖縄島ガール
http://www.shima-girl.com/girlentertainment/21124
エンタ魂
https://www.ent-mabui.jp/news/9981
緑のgoo
https://www.goo.ne.jp/green/column/shimagirl_21124.html
antenna
https://antenna.jp/articles/10269316

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:170人