海を学ぼうスクール in 港区 ~海と日本PROJECT~
東京都の港区で「海を学ぼうスクール」を開催しました。同スクールは、子ども達が楽しく海を学べる場の創出を目指しています。また、内陸部を含むどこででも海のことについて学べる教材と、その活用法を広く普及します。
2020.01.21
子ども達が楽しく海を学べる場の創出を目指す「海を学ぼうスクール」を東京都の港区で開催しました。
「もっと知りたい!海のふしぎ ~海を学ぼうスクール ~(海と日本2019)」を通して、より多くの子ども達に「海と自分とのつながり」を感じてもらい、さまざまな海に関する課題を自分ごととして受け止めてもらうことが目標です。
日程
2019年9月7日(土)
開催場所
港区立エコプラザ (東京都港区浜松町)
参加人数
83人
<午前の部>子ども(小学生)54人
<午後の部>大人(学校教員、体験学習施設指導者、学生他)29人
主催
LAB to CLASSプロジェクト(特非 海の環境教育NPO bridge)
共催
港区立エコプラザ
協力
北里大学海洋生命科学部、未来教育confeito、 海辺の環境教育フォーラム、一般社団法人JEAN
後援
公益社団法人日本環境教育フォーラム
午前の部「海の生きものKIDSワークショップ」でアクティビティ体験
【10:00~12:30】
小学生とその保護者が、低・中・高学年の3グループに分かれて、実物大の生物模型作りやジグソーパズルなどのLAB to CLASS教材を使ったアクティビティを体験しました。テーマは、以下のとおりです。体験を通して、多様な側面から海の自然について学ぶことができました。
・全体アイスブレイク
・グループ毎に3つの体験
〇もっと知りたい!イルカのふしぎ
〇もっと知りたい!サンゴのふしぎ
〇もっと知りたい!海の生きもの
午後の部「海×先生~“自ら学ぶ力” を引き出す教育デザインとは~」を開催
【14:00~17:00】
≪海洋学習教材LAB to CLASS≫をきっかけに「学習者自らが学ぶ力」を引き出すにはどのような工夫が必要なのか、対面学習の特性を最大限活用する方法とは…。人と人・自然・社会をつなげる専門家と、海が好きな先生をゲストにお招きし、参加者とともに考えました。
ファシリテーター:川嶋 直 氏(公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長)
ゲスト講師:中村 泰之 氏(世田谷区立世田谷小学校校長)
展示コーナー「もっと知りたい!海の生きもの」を開設
【9:00~17:00】
〇LAB to CLASS教材展示エリア
海洋学習教材LAB to CLASSの一部を展示しました。
〇北里大学海洋生命科学部アクアリウムラボの学生によるミニ水族館
(9月5日~7日/3日間 )
〇海の生きもの写真展示
協力:城ヶ崎インディーズ 矢北拓也氏/ネイチャーガイド風の道 人見道夫氏/エコツアーふくみみ
参加者の声
●海の生きものKIDSワークショップ/子ども感想
・プランクトンについてはじめてしりました(1年生)。
・イルカを作るのが楽しかったです(1年生)。
・海のことを知って、ぜんぶたいようのエネルギーでできていることがわかりました。
・海や海の生きものは自分たちまでつながっていて、海を大切にしようと思いました。
●海の生きものKIDSワークショップ/保護者アンケート
・学校では学べない知識がたくさん増えると感じました(楽しんで知ることができました)。
・海のことを知ることができて、興味を広げる良い機会でした。
・実際に海に行って自然を学ぶ機会があれば、ぜひ参加したいです。
・夏休み中に開催して、自由研究の課題に出来たら良いと思います。
●海×先生 ワークショップ/参加者アンケートより
・子ども達に人が海をダメにしていることを知らせる前に、愛する体験をさせることが大切というところにはっとさせられました。
・海洋教育をテーマに集まった参加者の方々との情報交換も面白かったです。
・いろいろな活動の話や考えを聞けて、「えんたくん」が面白かったです。
・ゲスト講師(中村先生)の事例はとても興味深かったです。「えんたくん」ミーティングでは多様な意見を聞くことができました。
・小学校のプロジェクト型学習でできそうな実践ヒントを得に来ました。「好きだから守りたい」と思える子を育てようと思います。
・時間が短いと感じてしまうほど充実の内容でした。
・日頃考えていることが間違っていないと思えました。持ち帰って、バージョンを変えて出来ることを見つけることができました。
・教育について考えたり、普段 教育に携わる方とコミュニケーションができて楽しかったです。気付きがたくさんありました。日常と自然体験…実は日常にもたくさんの自然を体験する機会がたくさんあり、大人も変わっていかなくてはと感じました。
・教育は「引き出すこと」であると知りました。大きな収穫です。好きなことを伝えるために、学ぶという姿勢を大事にしたいと思うきっかけになりました。
・楽しい体験ができました。10/1から、教材を使用します。
配布資料
教材一覧パンフ
メディア掲出
・ECOなびvol.6(告知)
・ECOなびvol.8(開催報告)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:83人