9月27日（金）、埼玉県戸田市内の荒川下流域で、水上オートバイを使用したレスキュー技法の講習会を行いました。水上オートバイを使ったレスキュー技法の水準を引き上げ、人力や船外機船では対応が難しかった救命事例に対し効果を上げることを目指した講習会です。

水上オートバイによる海上（水上）安全啓発活動において、水上オートバイを使用したレスキュー技法を講習指導し、官民の活動の一体化に貢献。また、水上オートバイを使ったレスキュー技法を一定レベルの水準に引き上げ、人力や船外機船では対応が難しかった救命事例に対し効果を上げることを目指します。
また、荒川下流域で国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所が船舶に対し設定している荒川通航ルールに則った航行マナーやルールの確認を行いながら、操船技術向上をしてもらうことを目的としました。

日程
2019年9月27日（金）　10:00〜17:00

開催場所
実技：埼玉県戸田市内　荒川下流域（戸田橋から笹目橋まで）

参加人数
受講者：12人　指導者：4人

主催
一般社団法人ウォーターリスクマネジメント協会

協力
埼玉県戸田市消防本部、埼玉県戸田市消防署東部分署、国土交通省荒川下流河川事務所

終日、意欲的な講習会を開催
10：00〜12：00　　実技講習
●水上オートバイ発航前点検要領
●ボートトレーラー取扱要領
●レスキュースレッド取り付け要領
13：00〜16：00　水上講習
●基本操船訓練
●緊急回避訓練
●落水時対応訓練
●レスキューデモンストレーション（指導員のみで実施）
16：00〜17：00　　講評・片付け
※12：00〜13：00は昼食

参加者の声
・このコースを機にさまざまな講習会等に積極的に参加したい。
・水上オートバイレスキューの基礎となる部分を学ぶことができ、とてもためになった。これからも所属で訓練を重ねて、しっかりと操船技術を取得したい。
・今回は基本的な操船訓練のみであったが、今後は救出方法の講習も受講していきたい。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています