陸養プロジェクト2019 青森 〜海と日本PROJECT〜
「陸上養殖」の経験を通じて、子どもたちに水産資源や生命の大切さ、地域の海について学んでもらう陸養プロジェクトを、青森市立長島小学校で開始しました。校内に水槽を設置して、実際にメバルの稚魚を育てていきます。
2019.12.11
小学校と連携し、校内での陸上養殖体験を通じて、小学生たちに水産資源や命の大切さ、地域の海について学んでもらうプロジェクトを、青森市立長島小学校で実施しました。
陸養プロジェクトは、各地の小学校と連携して、①海の魚を、子供たちが自ら育て、考え・行動することで生命の大切さを学ぶこと、②「陸上養殖」を通して水産資源の貴重さや、自分たちが住む地域の海の問題についても同時に学ぶこと、③小学生が能動的に海に対しての問題意識=アクションを起こすことを促進させること、を目的に活動しています。
日程
2019年8月28日~2020年3月
開催場所
青森市立長島小学校
参加人数
26人(参加児童24人、学校の先生2人)
主催
“陸養”プロジェクト実行委員会
共催
日本財団 海と日本プロジェクト/NPO法人 日本養殖振興会
協力
アンバサダー 青森市教育委員会
水槽を設置(8月28日)
校内に海のお魚を受け入れるため、養殖用の水槽を設置しました。水槽を考案したNPO法人日本養殖振興会より齊藤浩一氏を講師に招き、人工海水の作り方や、ろ過の仕組み、海水の交換などについて説明を受けました。子どもたちはメバルがやってくるのを楽しみにしている様子でした。
お魚受入式(9月5日)
お魚受入式が行われ、養殖をはじめるメバルの稚魚10匹が、青森県栽培漁業振興協会専門員の福田慎作氏と青森県営浅虫水族館飼育展示部長の櫛引隆文氏から、進呈されました。
稚魚はいずれも体長5cmほどの大きさで、代表児童2名が「大事に育てて早く多くしたい」など決意を表明しました。
式には来賓として、青森県水産局長の對馬廉介氏、青森市教育委員会指導課長の須藤隆文氏らも参列し執り行われました。
来賓
青森県 對馬廉介(水産局長)
青森市教育委員会 須藤隆文(指導課長)
青森県営浅虫水族館 櫛引隆文(飼育展示部長)
青森県栽培漁業振興協会 福田慎作(専門員)
日本財団 勝俣創介(海洋事業部海洋チーム)
講師
NPO法人日本養殖振興会 齊藤浩一
お魚再受入式(9月20日)
台風15号(9月8日~9日にかけて本州を通過)の影響による青森市内の気温上昇(最高気温32度)にともない、水槽の水温が上昇した結果、残念ながらメバルが全滅してしまいました。
再度チャレンジするため、2回目のお魚受入を実施しました。
メディア掲出
【テレビ】
9月05日 青森朝日放送 「スーパーJチャンネルABA」
青森放送 「RABニュースレーダー」
青森テレビ 「わっちニュース」
9月14日 青森朝日放送 「とくもり」
9月28日 青森朝日放送 「とくもり」
【新聞】
9月13日 東奥日報 朝刊
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:26人