陸養プロジェクト2019 東京(渋谷) 〜海と日本PROJECT〜
「陸上養殖」の経験を通じて、子どもたちに水産資源や生命の大切さ、地域の海について学んでもらう陸養プロジェクトを、東京都渋谷区立加計塚小学校で開始しました。校内に水槽を設置して、実際にヒラメの稚魚を育てていきます。
2019.12.11
小学校と連携し、校内での陸上養殖体験を通じて、小学生たちに水産資源や命の大切さ、地域の海について学んでもらうプロジェクトを、東京都渋谷区立加計塚小学校で実施しました。
陸養プロジェクトは、各地の小学校と連携して、①海の魚を、子供たちが自ら育て、考え・行動することで生命の大切さを学ぶこと、②「陸上養殖」を通して水産資源の貴重さや、自分たちが住む地域の海の問題についても同時に学ぶこと、③小学生が能動的に海に対しての問題意識=アクションを起こすことを促進させること、を目的に活動しています。
日程
2019年9月~2020年3月
開催場所
東京都渋谷区立加計塚小学校
参加人数
70人(児童2クラス66人、先生4人)
主催
“陸養”プロジェクト実行委員会
共催
日本財団 海と日本プロジェクト/NPO法人 日本養殖振興会
協力
浦和実業学園中学校・高等学校 生物部
水槽設置授業(9月17日)
養殖と水槽の仕組みについて、NPO法人日本養殖振興会の齊藤氏より座学で学び、続いてサンゴ砂の洗浄や人口海水の作成作業を行いました。そして養殖設備を設置していきました。
授業で床に座って真剣に話を聞く姿から一転、サンゴ砂の洗浄作業ではワイワイと子どもらしくはしゃいで楽しむ姿も・・・。
昨年度、クエの養殖を成し遂げた上級生(6年生)が、水槽の設置の様子を覗き込んでいく姿もありました。
お魚受け入れ式(9月26日)
お魚の受け入れ式を開催しました。式は河口校長先生のご挨拶、NPO法人日本養殖振興会の齊藤氏による共催挨拶に続き、子どもたちによる宣誓(5年1組代表2名・5年2組代表2名)が行われました。
クラス代表の力強い宣誓ののち、水槽の中のヒラメを見て「ちっちゃい!」「かわいい~」など子どもたちからさまざまな歓声があがりました。
最後に集合写真を撮影し、特別授業として、浦和実業学園中学校・高等学校 生物部の生徒さん11名による「給餌・お掃除の大切さ、大きく育てるためには」も実施。授業と実技を行い、これから始まる養殖に対するとても前向きな姿勢が見受けられました。
参加者の声
・ヒラメってこんなにちっちゃいんだ。
・ヒラメってとてもかわいい。
・水槽の清掃作業はとてもタイヘン。
・水槽の掃除はむずかしい。
・がんばって育てたい。
・大きく育てる。
メディア掲出
【テレビ】
10月26日 東京MXTV 「お江戸に恋して」
11月02日 東京mXTV 「お江戸に恋して」
【新聞】
10月03日 日刊水産経済新聞
10月07日 日本教育新聞
【専門誌】
09月27日 日刊速報水産タイムス
09月30日 日刊水産タイムス
参加人数:70人