2019 さばける塾 in 福井 〜海と日本PROJECT〜
各地の調理専門学校等の協力のもと、魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。
2020.02.14
福井県では、天谷調理製菓専門学校の協力のもと、さばける塾を開催しました。
⿂を“さばく”という⾏為を通し、命に触れ、海や⾃然への恩恵を感じる機会を創出するとともに、地域の食材を使った調理、試食を通し、海洋資源の持続性の大切さ、環境問題、地域の漁業資源問題についても考えてもらう機会を提供するのが目的です。
日程
2019年9月22日(日) 10:00~13:00
開催場所
天谷調理製菓専門学校 調理実習室(吉田群永平寺町松岡兼定島34-3-10)
参加人数
28人(親子11組)
主催
海と日本プロジェクト in 福井県実行委員会
協力
天谷調理製菓専門学校
アジをさばいてセビーチェ作りに挑戦
天谷調理製菓専門学校に親子11組28名が集まり、さばける塾を開催しました。
今年はペルーへの日本人移住が始まってから120年になることを記念し、ペルーの国民料理「セビーチェ」を作りました。セビーチェは、生の魚介類と玉ねぎなどの野菜をレモン汁であえたペルーを代表する料理です。
この日は合わせて、福井在住のペルー人・田島イングリットさんの講義によりペルー国のことも一緒に学びました。
田島イングリットさんはペルーの文化や観光地について話し、いろいろなセビーチェも紹介してくれました。ペルーのお国柄や文化、料理などを学ぶことで、世界の魚料理を入り口として、海について広く興味をもってもらう良い機会になったと思います。
その後、天谷調理製菓専門学校の舟木景介先生が、アジのさばき方とセビーチェの作り方を講習しました。参加者はできあがりを楽しみにしながら、アジの三枚おろしに挑戦。「魚を手でおさえるのが難しかった」など、苦戦しながら取り組んでいました。さばき終わった後は、みんなが笑顔でした。一緒に来たお父さんやお母さんは、「こんな経験はうちでも学校でもできません。家でもまた挑戦したい」と話してくれました。
参加者の声
・いつもできないことができました。(小学3年生)
・魚をさばくのがたのしかったです。(小学4年生)
・ペルーのセビーチェを初めて知って、ペルーについても知りたくなりました。(小学3年生)
・ペルーの食文化などあまり知らないことが勉強できました。(中学1年生)
・子どもが興味を持って参加できるこのイベントは楽しいです。(保護者)
・このような企画は学校の授業では体験できないし、家庭でもできません。自分でも調理をすることで笑顔が増え、楽しく食しています。(保護者)
・食育について興味があったので、楽しかったです。(保護者)
・セビーチェを家でも作ってみたいと思いました。(保護者)
・魚をさばいてお寿司を作ってみたいです。(保護者)
・魚が少し苦手な子どもに自分でさばいてもらうことで魚を好きになってもらいたくて参加しました。(保護者)
メディア掲出
09月22日 17:48~17:49 福井テレビ 「ライブニュース」内にて放送
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:28人