2019 さばける塾 in かながわ 〜海と日本PROJECT〜
市場で働く魚を扱うプロたちの協力のもと、魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。
2020.02.07
魚を捌く機会のない一般の方々に魚の捌き方から簡単な魚料理の調理まで体験してもらいました。また魚市場で働くプロから海洋環境や海洋文化についても学ぶ機会になりました。
市場で働く魚のプロに水産について教わり、魚をさばくことを通じて海洋環境や海洋文化を学ぶことを目的として開催しました。
日程
2019年9月14日(土) 9:30~13:30
開催場所
横浜市 中央卸売市場 市場センタービル
参加人数
27人(高校生~40代)
主催
海と日本プロジェクト in かながわ実行委員会
共催
横浜市中央卸売市場魚食普及推進協議会
協力
横浜市
大人も自分で魚を捌いて魚料理に挑戦
・横浜中央卸売市場の取り組みについての講義
講師:齋藤融先生(横浜丸魚 株式会社)
流通ルートに乗らない「未利用魚」を学校給食として有効活用する取り組みや、磯焼けの原因となっているムラサキウニを捕獲し、廃棄されるキャベツを与えて実入りを良くする取り組みなどをご紹介いただき、限りある海洋資源の有効活用について学びました。
・アジの捌き方3種のレクチャーと料理教室
さばき方:片山 太先生( 株式会社 伊勢勝)
調理:大貫圭先生(おさかなマイスター)
市場で働く魚のプロからアジの捌き方(3枚おろし、背開き、エラ取り)を教わり、捌いたアジを使って3品(香草みそ焼き・ピタカ ・カルパッチョ)の調理方法を教わりました。
参加者は普段あまり魚を捌く習慣のない高校生から40代の方々で、先生から指導を受けて真剣に魚と向き合う姿が印象的でした。4人1チームとなり、ひとり3匹ずつアジを捌き、作業分担して3品の料理を作りました。
「簡単で美味しいメニューを教わったので家でも真似したい」といった声をいただくことができました。
参加者の声
・はじめて3枚おろしなどをして、難しかったが、先生方皆さん優しく楽しかった。
・講義で「キャベツウニ」の取り組みなど知らないことを知れて良かったです。
・お話も楽しく分かりやすかった。料理も家でできるものだったので、いろいろな魚で挑戦してみたいと思った。市場の取り組みのことも初めて知り、勉強になった。
・友人にも勧めたいと思いました。
・自分で魚をさばく機会がないので良い経験になった。市場が身近な場所に感じた。
メディア掲出
9月30日(月)19:55~20:00 テレビ神奈川 「カナガワニ海」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:27人