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2019 さばける塾 in 京都 〜海と日本PROJECT〜

各地の調理専門学校等の協力のもと、魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。

2020.02.12

2019 さばける塾 in 京都 〜海と日本PROJECT〜

京都府では、京都水産物商業協同組合と京の食文化ミュージアム あじわい館の協力により、さばける塾を開催しました。

旬の魚に触れ、さばくという体験から、貴重な海や自然の恩恵を感じ、海洋環境保全の大切さを考えてもらうのが目的です。

日程
2019年10月6日(日) 10:00~12:00

開催場所
京の食文化ミュージアム あじわい館(京都市下京区)

参加人数
30人(親子ペア15組)

主催
海と日本プロジェクト in 京都実行委員会

協力
KBS京都、京の食文化ミュージアム あじわい館、京都水産物商業組合

地元で水揚げされた魚に触れ、マルアジをさばく

京の食文化ミュージアム あじわい館に親子15組30名が集まり、さばける塾を開催しました。
イベントの冒頭では、KBS京都アナウンサーの遠藤奈美さんから、海洋環境保全や海洋文化の継承に関する現状と、海洋環境汚染が生態系に及ぼす影響について説明がありました。また、京都水産物商業協同組合の協力により、シイラやホウボウなど、京都府で水揚げされた魚に実際に触れてもらいながら、自らが魚をさばくことで海や自然の恵みを守り、感謝することの大切さを伝えました。

この日にさばいたのは、マルアジです。初めに講師の沖井雅裕さんによる三枚おろしのデモンストレーションを実施。さばく際のコツや、魚の生態に関するお話もあり、参加者は興味深そうに聞いていました。
続いて、実際に参加者が魚を調理。2組につき1名の講師が付き、初めて魚をさばく子どもたちに、きめ細かい指導を行いました。また、保護者のみなさんにも調理のコツを説明し、参加者一人ひとりが真剣にマルアジをさばいていました。終了後の子どもたちは、自分で魚をさばいた達成感で笑顔に溢れていました。

調理終了後には、講師の藤田勝利さんが参加者ひとりひとりに短評を伝えながら、「さばけるマスター認定証」を手渡しました。
地元で水揚げされた魚に触れ、マルアジをさばく

参加者の声
・最初は難しかったけど、教えてもらってきれいにさばけた時はとても嬉しかったです。(10歳・女子)
・今日習ったことを生かして、お母さんのお手伝いをしたいと思います。(9歳・女子)
・今回、魚のさばき方がわかったので、今度は大きな魚でもチャレンジしてみたいです。(11歳・男子)
・魚をさばくだけでなく、海洋問題にも紐づけられており、子どもにとっても、良い機会になったと思います。(50代男性)
・子どもたちに包丁の使い方を学ばせるという意味でも有意義でした。(40代女性)

メディア掲出
【テレビ】
10月18日(金)12:53~14:55 京都テレビ「きらきん!」 (番組内にて3分程度)
【新聞】
10月07日(月) 京都新聞 朝刊

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:30人