2019 さばける塾 in 長野 〜海と日本PROJECT〜
各地の調理専門学校等の協力のもと、魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。
2020.01.31
長野県では、清泉女学院大学・短期大学の協力のもと、さばける塾を開催しました。
海なし県の長野県ですが、県民がもっと魚に触れ、味わいたくなる機運を醸成すること、海の恩恵に想いを馳せて、海への感謝と海を守る心を育むことが目的です。
日程
2019年11月16日(土)10:30~14:00
開催場所
清泉女学院大学・短期大学 調理室(長野市上野2-120-8)
参加人数
24人(親子12組)
主催
海と日本プロジェクトin長野県実行委員会
協力
清泉女学院大学・短期大学、長野放送
秋の味覚、サンマをさばいて、おいしくいただく
24人の親子が清泉女学院大学・短期大学の調理室に集まり、イベントがスタートしました。
さばき方の解説や調理の前に、まず、海、魚への理解を深めるミニ講義を行いました。このミニ講義では、魚をとるためのルール(とってはいけない時期・大きさ・場所等)、栽培漁業や養殖(信州サーモン等)について説明し、海の環境を守ろうということも話しました。
いよいよ魚をさばきます。さばくのは、秋の味覚としてメジャー&人気のサンマです。さばき方は、クッキングコーディネーターの浜このみ先生から教わります。
さばき方を聞きながら、難しそうだという顔をしていた参加者ですが、いざ始めてみると、「やったら上手にできた!」「家でもできそう!」という声があがりました。
調理したのは以下のメニューです。
・サンマのぺペロンチーノスパゲティ
・イワシ缶でジャガイモとオレンジのサラダ
・みそバターミルクスープ
・寒天を使った季節のフルーツのシュワシュワゼリー
調理の後、みんなでいただきました。自分でさばいた魚は、いつもよりもおいしいと感じられた方が多かったようです。
参加者の声
【子ども】
・最初はむずかしそうだなと思ったけど、やったら上手にできて楽しかったです。
・サンマのさばき方を知ることができて良かったです。これから魚をさばけると思いました。
・また魚をさばいてみたいと思いましたた。料理が楽しく感じました。
・思ってたよりむずかしかったです。
・とっても楽しかったです。
・10000%きもち悪かったけど、楽しかったです。
・さんまの三まいおろしはすごくていねいにやると、きれいにできることがわかって良かったと思います。家でもやってみたいと思います。
・家でもお母さんと作ってみようと思いました。
・魚をさばくのは、以外にむずかしいのだなと思いました。
・これからも魚をもっとさばいていきたいです。
【大人】
・とても内気な息子ですが、海が大好きで、料理人になりたいという夢があります。今日は息子の憧れの浜先生に教えてもらい、今後の希望となりました。ありがとうございました!
・子どもには難しいかなと思いましたたが、意外に上手くやっていて驚きました。何でもやらせる方がいいですね。
・三枚おろしを教えてもらいましたが、もっと上手くなって家で刺身を作りたいです。
・子どもと参加する良いイベントでした。ありがとうございました。
・実際に見て経験をすることで子どもの新しい可能性が分かりました。やることは大切だと思いました。
・丁寧に教えていただいたので、家でも実践できそうです。
・内容盛りだくさんのイベントに参加できて良かったと思います。子どもと一緒の参加で楽しめました。
・魚をさばくのは、子どもにとって初めての体験でしたが、私が思っていたよりも上手に包丁を使い、内臓を出すところなんて何とも見事でびっくりしました。
・これからも、忘れないうちにどんどんさばいてもらおうと思います。
配布資料
さばける塾 チラシ
メディア掲出
【テレビ】
12月22日 19:00~19:08 長野放送「海につながる長野県」
【新聞】
信濃毎日新聞
<レシピ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:24人