2019 さばける塾 in 山形 〜海と日本PROJECT〜
各地の調理専門学校等の協力のもと魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。
2020.02.14
地元山形でとれた新鮮な魚を自分でさばいて調理する「さばける塾」に親子11組が挑戦。庄内地方の海洋文化についても学びました。
NPO法人 自然体験温海コーディネット協力の元、「さばける塾」を実施し、魚をさばくという行為を通じて海への恩恵を感じてもらいました。
日程
2019年11月4日(月・祝) 10:00~14:00
開催場所
総合保健福祉センター にこ・ふる健康課
参加人数
23人(親子11組)
主催
海と日本プロジェクト in 山形実行委員会
協力
NPO法人 自然体験温海コーディネット
子どもたちが地元の魚を上手にさばいて美味しい料理に
鼠ヶ関の民宿「咲」から佐藤具視(ともみ)先生をむかえて「さばける塾」を開催しました。今回扱うお魚はハタハタと紅エビです。ハタハタも紅エビも、地元でとれたものなので新鮮です。
先生から、エビ、ハタハタのさばき方をレクチャーしていただき、いざ実践。身の柔らかいハタハタは、子どもでも簡単にできるよう包丁を使用しないさばき方を教えていただきました。ポイントは、ぬめりがあるため初めにぬめりを洗い落すことだそう。参加者からは、楽しそうな声があがっていました。
さばいた食材は、以下のメニューにうまれ変わりました。
・ハタハタの田楽
・ハタハタの湯上げ
・紅エビのお刺身
・紅エビのお味噌汁
庄内地方の海洋文化、海洋環境についても学習
さばいて調理するだけではなく、モニターを使って庄内地方の海洋文化、さばく素材(魚)についての説明もありました。お魚クイズを行い、漢字や地域特有の文化の歴史についても学びました。
海洋環境の課題も、食に関することと結び付けて知ってもらうことで理解を深めることにつながりました。
参加者の声
・ハタハタをさばいたことがなかったので、貴重な体験ができた。
・地元の魚の知識を深めることができ、とても美味しくできたのでよかった。
・子どもは魚をさばくのが初めてだったが、内臓を上手にとっていて感動した。
・講師の先生の教え方が丁寧で、よくできた。
・もっといろんな種類の魚をさばいてみたいと思ったので、家でもやってみたい。
メディア掲出
11月6日 荘内日報
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:23人