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2019 さばける塾 in やまぐち 〜海と日本PROJECT〜

各地の調理専門学校等の協力のもと魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。

2020.01.24

地元でおなじみのキダイ(レンコ鯛)を使い、下処理から三枚おろしにも挑戦。命をいただくことに感謝しながら美味しく味わいました。

魚を“さばく”という行為は、生々しい命に触れ、海や自然への恩恵に想いを馳せることに繋がり、海への関心や海洋環境保全活動への想いを喚起します。親子での体験を通じて日常でも自分事として考える契機になればと期待します。

日程
2019年9月28日(土)10:00~13:00

開催場所
山口調理製菓専門学校(山口市小郡黄金町9-8)

参加人数
32人(親子16組)

主催
海と日本プロジェクトinやまぐち 実行委員会

協力
山口調理製菓専門学校

実習実演(調理前説明会)

レンコ鯛と他の鯛の見た目の違いなどを説明。目から口にかけて黄色いのが特徴で、別名「キダイ」。地元でもよく獲れるこのなじみある鯛は、どのような調理に向いているかなどを説明。美しい海だからこそ美味しい魚が獲れる、命をいただく事に感謝して毎日食事をする事などを参加者に呼びかけました。

親子で実習

さばく前の下処理(うろこ取り)や三枚おろしなど、学校の先生や生徒のアドバイスを受けながらレンコ鯛をさばきました。頭はお吸い物、身は蒸し物(けんちん巻)と余すところなく全ていただきます。中には保護者のサポートを受けず、頑張る児童の姿もありました。「将来の夢はお寿司屋さん」ということで夢中になってさばいていました。

試食・片付け・アンケート記入&認定書・総評

レンコ鯛のけんちん蒸し、お吸い物(レンコ鯛のあらを使用)、さつま芋ご飯(旬の食材)など、どれも山口県産の食材を使用しました。皆さん本格的な和食を作ったことはほとんどなかったようで、お吸い物の優しい味付けなど感心しきりでした。海が育んだ命に感謝し、思い出深い「さばける塾」となりました。

参加者の声
・手間をかけるほどおいしくなると実感した。和食料理の講師は初めて。
・孫とのいい思い出になりました。
・料理で親子のコミュニケーションもとれ、普段当たり前に食べている食事もありがたみが伝わった気がしました。
・食材への感謝、海への説明の時にさらに興味がわきました。
・料理がおいしかったし、骨をとるのが楽しかった。
・鯛は固いところがたくさんあった。お吸い物も味がでていておいしかった。
・自分で作ったものはおいしい。

メディア掲出
09月28日 NHK 「ニュース(中国5県ニュース)」
10月04日 山口放送 「熱血テレビ」

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:32人