2019 さばける塾 in 沖縄県 ~海と日本PROJECT~
沖縄県では、沖縄調理師専門学校の協力のもと、さばける塾を開催しました。
2020.02.19
各地の調理専門学校等の協力のもと、魚のさばき方教室を開催しました。魚をさばくことは命に触れ、海の恩恵に想いを馳せる行為。日本古来の技法で魚を“さばける”ことへの憧れや喜びを掘り起こし、多くの“さばける男子・さばける女子”の育成に努めました。
魚をさばくという事を通じて、魚の魅力やおいしさを感じてもらうことはもちろん、その魚を育む「海」の大切さを考えるきっかけを育むのが目的です。
日程
2019年8月18日(日)
開催場所
沖縄調理師専門学校
参加人数
31人(14組)
主催
日本さばけるプロジェクト実行委員会
共催
海と日本プロジェクト in 沖縄県実行委員会
協力
沖縄調理師専門学校
県魚のグルクンをさばき、あんかけを作る
沖縄調理師専門学校に14組31名が集まり、さばける塾を開催しました。この日にさばいたのは、県魚のグルクン(和名:高砂)です。
沖縄調理師専門学校の金城 助先生を講師としてお迎えし、三枚おろしのデモンストレーションからスタート。普段は意識しないオスとメスの見分け方など、グルクンの豆知識についての説明もありました。
デモンストレーション後、参加者のみなさんも三枚おろしに挑戦。「金城先生のように自分の包丁が動かない!」と苦戦しながら取り組んでいました。
三枚におろしたあとは、「グルクンのあんかけカレー風味」の作り方のデモンストレーション。金城先生が、話しながら手元を見ずにあんかけ用の野菜をリズミカルに千切りにしていく様子に、参加者は見入っていました。参加者のみなさんも野菜を切り、油を入れたフライパンを火にかけ、先ほど三枚におろしたグルクンにカレー味の小麦粉をまぶして投入。出来上がったらお皿に移し、今度はあんを作ります。最後にできたあんをトロッとかけると、とてもおいしそうな「グルクンのあんかけカレー風味」のできあがり!
試食すると、「自分でさばいて食べるとすごくおいしい!」「またやってみたい!」「自分で釣った魚も次は自分で料理して食べてみよう」など大満足の感想が上がりました。
参加者の声
・普段、娘と料理する機会がなかったので、これをきっかけに家でも実践したいと思いました。
・夫婦で久しぶりに料理しました!とても新鮮でした。
・家族に作ってあげたいと思います。
・普段こうやって家族で触れ合う機会がほどんどなかったので、とても良い機会になったと思います。ありがとうございました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:31人