~海と日本PROJECT~ 磯の生きもの調査隊in桜島
8月3日(土)と4日(日)に、「海と日本PROJECT 磯の生きもの調査隊in桜島」を実施し、桜島袴腰海岸で生き物の採集と観察を行いました。潮の引いた場所と潮だまりの様子の違いや、採集した地元の海の多様な生き物について学び、あらためて海への興味や関心を集めました。
2019.09.13
桜島の袴腰海岸で、潮だまりにはどんな生きものがいるのか自ら採取して調べるイベントを小・中学生とご家族を対象に開催。地元の海の多様な生き物について学び、あらためて海への興味や関心を集めました。
桜島の潮だまりで生き物を捕まえて観察し、名前を調べる等の体験学習を行うことで、地元の身近な海の多様な生き物や環境への興味や関心を高めてもらうことを目的に開催しました。
日程
2019年8月3日(土)、4日(日)各日 13:30~16:00
開催場所
鹿児島市桜島袴腰海岸
参加人数
2019年8月3日(土) 38人
2019年8月4日(火) 42人
主催
かごしま水族館
共催
北海道大学大学院水産科学研究院
海岸の潮だまりの生きものを採集&観察
桜島の潮だまりにはどんな生きものがいるのかつかまえて調べよう!と、8月3日(土)と4日(日)に、「海と日本PROJECT 磯の生きもの調査隊in桜島」を実施しました。3日は38名(小中学生16名、保護者家族22名)、4日は42名(小中学生17名、保護者家族25名)の参加がありました。
当日は海岸近くの国民宿舎レインボー桜島に集合し、職員からイベントの趣旨説明、注意事項の説明を行った後、グループごとに海岸へ移動して、干潮の時刻に合わせて採集を開始しました。
潮の引いた場所では、岩の下に隠れているナマコやクモヒトデなどを簡単に見つけることができましたが、潮だまりでは、魚を見つけタモで追い込んだものの、素早い泳ぎと僅かな隙間から逃げられ、なかなか捕まえることができず苦戦していました。最終的には、みんなで協力して捕まえることができ、たくさんの生き物が集まりました。
海岸の休憩所で採集した生き物をプラケースに入れて観察し、水族館職員が名前や特徴を解説。最後は、海岸清掃を行い、イベント終了です。採集した生き物は終了後に職員によって海へ戻されました。
暑い野外での体験学習となりましたが、参加者からは、たくさんの発見や驚きがあったこと、楽しかった、もっと調べたいとの感想をいただきました。
8月3日は南日本新聞社の取材を受け、後日イベントの様子が紹介されました。
<チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています