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出張授業「<子どもと海のSDGs>SDGsってなんだろう 宮城県仙台市立東長町小学校 ~海と日本PROJECT~」

「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を仙台市立東長町小学校 で開催。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を学んでもらいました。

2019.12.09

出張授業「<子どもと海のSDGs>SDGsってなんだろう 宮城県仙台市立東長町小学校 ~海と日本PROJECT~」

「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を、応募いただいた仙台市立東長町小学校の5年生児童を対象に開催。ワークショップと事例紹介を通じて、SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」に向けた持続可能な社会づくり、SDGsの考え方についての理解促進を図りました。 講師役は、日本ESD学会副会長の手島利夫氏、東海大学海洋学部博物館の学芸員の伊藤芳英氏が務め、子どもたちからは活発な意見が出されました。

「海」を切り口にSDGsを楽しく学んでもらう出張授業を、応募いただいた小学校で開催。SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」を通じて、持続可能な社会づくりに必要な知識、考え方、能力を育成するプログラムを、児童や先生に提供。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を理解してもらいます。

日 程
2019年10月18日(金)13:25~15:00

開催場所
宮城県 仙台市立東長町小学校

参加人数
5年生 114人

主 催
こども海の学習プログラム普及プロジェクト実行委員会

協 力
朝日小学生新聞、日本ESD学会

豊かな海を守るために自分ができることは何かを考えてSDGsを学ぶ

 10月18日(金)は、仙台市立東長町小学校の5年生児童を対象に出張授業を実施しました。
 講師を務めるのは日本ESD学会副会長の手島利夫氏。東京の小学校の校長を歴任し、現在は学校教育の現場でESD・SDGsの普及に努めています。授業は、人類がこれまでに克服してきた事柄や、現在直面している問題などを考えてもらうワークショップ形式です。

 1時間目は、縄文時代の話から始まりました。「土器を使うことによって、人は硬い木の実や貝などを煮て食べられるようになった。それが、食料危機の克服につながりました。縄文土器は、ものすごく役に立ったんだね」。そして、子どもたちに質問します。「食べ物の問題だけじゃないよね。私たち人間は、これまでにどんな問題を克服してきたのか、考えてみましょう」。
 子どもたちは、まわりの友達とも相談しながら、ワークシートにどんどん書き込んでいきます。自分の頭を使って考え、仲間どうしで相談し、体を動かして作業します。「SDGsとは何か」について、子どもたちは自らの体験を通して学びを深めました。

 2時間目のゲスト講師には東海大学海洋学部博物館の学芸員、伊藤芳英氏が登場し、「深海からの使者」をテーマに授業を行いました。伊藤さんが働いている博物館は、駿河湾に面した三保海岸の近くにあり、貝殻やヒトデ、ウニなどの生物、ときにはクジラも打ち上がることがあるそうです。そして三保海岸の大きな特徴は、しばしば、銀色に輝く「ミズウオ」という深海魚が生きたまま打ち上がること。実際にミズウオの胃から出てきた様々なプラスチックごみを紹介したり、海岸で採取した砂からマイクロプラスチックを取り出す実験などを行いました。
 伊藤さんは授業の最後に、「海の自然を大切にするために、まずは自分にできることから、行動してください」と呼びかけました。

豊かな海を守るために自分ができることは何かを考えてSDGsを学ぶ

メディア掲出
朝日小学生新聞(11月20日掲載予定)
朝日小学生新聞HP https://www.asagaku.com/2019/sdgs/index.html

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:114人