科学夜話 海の宝イカの話~海と日本プロジェクト~
2018.09.18
科学夜話 海の宝イカの話は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。イカの産地と知られる函館で、「はこだて国際科学祭2018」のイベントのひとつとして、イカに関する講座を開催しました。
「いかにいかをいかすか」をテーマに、海のお宝であるイカの魅力を紹介することを目的としています。
日程
8月21日(火)19:00~20:30
開催場所
函館市青函連絡船記念館摩周丸サロン
参加人数
21名
主催
サイエンス・サポート函館
函館の海の宝「イカ」について学ぶ!
函館市青函連絡船記念館摩周丸のサロンを会場に「科学夜話 海の宝イカの話」が開催されました。函館市民に馴染みの「イカ」について、『いかにいかをいかすか』をテーマに海の宝イカの魅力を知ってもらうことが目的です。
沖縄科学技術大学院大学の杉本親要さんを講師に迎え、サロンに集まった参加者は皆、イカを「知のパイオニア」と捉える、これまでにない角度からの話を聞きながら、スクリーンの動画に見入っていました。この講座は「はこだて国際科学祭2018」のイベントのひとつにも位置づけられており、UDトーク(アプリによる音声認識技術を活用したリアルタイム字幕を提供)も行われ、「イカの話」に興味を持った小学生から成人までの方々が21名参加されました。
・「知のパイオニア」とは?
・「知性」あふれるであろうイカの群れをどのように捉えるか?
・イカ的“知性”の進化
・海の宝イカの話
以上の流れで、イカを研究することで見えてくるもの“知性”、“遺伝や環境”について学びました。
最後には、「皆さんは、いかにいかをいかしますか?」との問いかけで終わった科学夜話。函館の身近にもいるイカを重要なものと捉え、地域の研究にも目を向ける良いきっかけとなったのではないでしょうか。イカに限らず、海の生き物の中には、まだまだ知られざる“宝”が眠っているのでは・・・と考えさせられる夜でした。
メディア提出
市政はこだて 平成30年8月号
<チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています