漁師(船上)のお仕事をしよう!@茨城県 ~海と日本PROJECT~
子どもたちが「海のお仕事」で仕事の流れをリアルに体験するイベントを開催。仕事の依頼を受けるところから始まり、計画を立て、研修を行い、実際に仕事をして、依頼を達成します。その後、レポートを作成・報告し、報酬としてイベント専用のお金をいただくまでを体験しました。
2019.12.03
海のお仕事プログラムは、お仕事の依頼を受けるところから始まり、報酬として“イベント専用のお金”をいただくまでをリアルに体験するプログラムです。
海の仕事の裏側を体験し、子どもたちに海への関心を高めてもらうきっかけにしてもらいました。
子どもたちは、プログラムを通して今まで触れることのなかったお仕事の裏側を体験します。また、海に携わる人たちから海を取り巻く現環境を学び、日常における海への意識や環境に対する行動変化を持つことが目的です。
さらに、実施したプログラムを海のお仕事図鑑(https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto)としてまとめ、より多くの方に、私たちの日常に密接に関わる海のお仕事を知ってもらい、海に関心を持つきっかけをつくります。
日程
2019年9月14日(土)
開催場所
大洗漁港 (茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253−10)
参加人数
10人 (子ども:5人、保護者:5人)
主催
企画:海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会
主催:大洗町漁業組合
漁師(船上)のお仕事を体験
9月14日(土)、お仕事プログラムの第10弾「漁師(船上)のお仕事をしよう!@茨城県」を茨城県・大洗の大洗漁港にて開催しました。
今回、子どもたちに与えられたミッションは、「一艘びき漁」で新鮮な魚をとること。子どもたちが行ったのは、一艘びき漁での網の引き上げ業務などです。
お仕事体験を通じて、大洗の海の特徴や、どんな魚がいるのかを学びながら、さまざまな業務にチャレンジしました。
お仕事の最後には、子どもたちが実施したお仕事の報告書を作成し提出。漁師の方より、、報酬としてイベント専用のお金を受け取り、一気通貫でお仕事の流れを経験しました。
漁師の大変さと楽しさを体験し、仕事のやりがいを知った貴重な1日
今回の体験を通じて、子どもたちは「あんなに揺れる船の上で毎日働いている漁師さんはすごいと思った」など、たくさんの気づきを得ることができました。
子どもたちは漁師というお仕事の大変さを身をもって体験でき、さらに楽しさを見出すことことで、それがお仕事のやりがいに繋がることを知りました。子どもたちにとっては、うんと成長できた貴重な1日となったようです。
後日、11月10日(日)には「海のお仕事 こども会議」を開催し、体験したお仕事紹介や子どもたちの報告書の展示、参加した子どもたちの表彰を行いました。
これからも今回の体験を通して得た海への関心が継続されることを目指します。
参加者の声
<子ども>
・大変な思いをしてとった魚だからこそ、大事に食べたいと思いました。
・網を引っ張るのは疲れるけど、魚がたくさん入っているのを見たら元気が出ました。
・見たことのない魚をいっぱい見ることができて楽しかったです。
<保護者>
・子どもが、スーパーに並ぶ魚はどのようにとられているかなど、多様な考え方ができるようになればと思います。
・主催者の方々、漁師の方々のご協力のもと、子どもたちの主体性を大事に進めてくださったのがとても素晴らしい体験へと繋がりました。子どもの興味を引き出すことの大切さを改めて感じました。
配布資料
・名刺
・報酬(イベント専用のお金)
・ノート
・お仕事体験後レポート
・海のお仕事 こども会議案内
・海の生き物シール
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:10人